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- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062209427
作品紹介・あらすじ
ショートショート作家・童話作家である山口タオが30年にわたって書きためてきた作品を厳選した、自選ショートショート集。
平均数ページのごく短い作品の中に、ハッとされる意外な視点と、ユーモア、ホラー、童話の味わいが詰まっています。
どちらかというと怖い感じの作品を「黒のショートショート」、どちらかというとほのぼの系の作品を「白のショートショート」にまとめ、2冊同時に発売します。
(収録作品)18編
ある男の人生
オレたちに足はない
天国行きの風船
お向かいの家
地球人が微笑む時
ファイナル・アンサー
復讐
ファルルーが出てくる日
落ちこぼれ
終焉
丘の上の銀行員
知能犯
死神
博士の異常な発明
白い朝
赤い夜
夏至の惑星
二十歳になったら
(解説・井上雅彦)
感想・レビュー・書評
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「黒」ということなので、こちらはややホラーめいたブラックな話が多いかも。でもちょっといい話もあったりして。どこかにお気に入りが見つかりそうな一冊です。
お気に入りは「死神」。一番嫌な話です。とんでもなく怖いのだけれど、この本の中では現実感も一番強い話なので、なおさら嫌だなあ。
「オレたちに足はない」も印象的。一見ユーモラスなんだけれど……怖いや、やっぱり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は翻訳ショートショート風だった。オチがわからないのもいくつかあってモヤモヤ。これから「白」を読むのでそちらも楽しみ。
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