- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062553056
作品紹介・あらすじ
「夢を…買うと申すか」深淵のような瞳の底で、妖しい微笑が揺らめいた。世にも美しい娘の姿は、黄金の光に包まれて、天女のそれに紛うかと思われた。だが、次の瞬間、天本と敏生の眼前で繰り広げられた光景。-それは信じがたいまでに恐ろしく、そして哀しいものだった…。精霊の血を継ぐ少年と、美貌の追儺師が術を駆使して、百鬼妖魔を討ち破る!第3回ホワイトハート大賞「エンタテインメント小説部門」佳作。
感想・レビュー・書評
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物書きの原点になったラノベ(だから★五つ)。
半世捨て人の追儺師兼小説家に拾われた薄幸少年の成長物語シリーズ馴れ初め編。
デビュー作+WHとゆーことで、「鬼籍通覧」の読み応えを期待してはいけない。
これを今の私はBLに分類することに躊躇いを覚えまくるが、十年と少し前の私は躊躇しなかった。
これが成長(違)。
この後、ぎゅっに悶え(4巻目辺り?)、ホッペちゅーに浮かれ(8巻目)、熱に浮かされた(文字通り)ファーストキス(9巻目)に有頂天になっていた純粋な私はどこへ……。
とゆーか、彼らのオチはどこへ………。 -
前に読んだ「にゃんこ亭のレシピ」が気に入ったのでほかの作品にも手を出してみました。
これは一転して?妖怪退治もの。
でも激しいバトルもなく、妖魔側の哀しみや救いが描かれます。
それにシンパシイを感じる自身半分精霊の少年と美青年のボーイズラブふうな生活は「にゃんこ亭」に似てはいます。
(2006年09月24日読了) -
デビュー作。
これがすっごく好きで、以降の作品を追い掛け始めました。
じれったい!!!! -
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椹野先生との出逢いはコレでした…。
BL色が強いホワイトハートですが、
純粋に日本の伝説とか、オカルト好きな私も気軽に手に取ることができた作品。
細く長く、連載を続けてくれています(笑) -
なかなかにおもしろかったです。
ですが先が長いなと思うと2巻に一歩踏み出せず、まだ1巻しか消化してない。 -
長い長いシリーズの一作目。
個人的には四作目が一番好きなのですが、天本さんと敏生が一緒にいるとほっとします。
大好き! -
奇談シリーズの一作目。堕天使奇談まで現在26冊出てますが途中割愛(笑)
椹野 道流さんは「鬼籍通覧」から入ったので面白いかなと思ったけどこのシリーズはいまいち。
毎刊ごとに言葉で愛を確かめ合う2人がちょっと恥ずかしい。
たまにだったらいいんだけど・・26冊もあるからね(^^;)そしてまだ続刊。