- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062556361
作品紹介・あらすじ
英国の全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロの工事現場で人骨が発見された。その後起こる、火にまつわる奇怪な事件。ユウリもまた、「火を使わないで、障害物を燃やして」という、悪戯妖精ロビンの頼みに、火の精霊を呼び出しロビンを傷つけてしまう。火の精霊と交わした誓約に縛られた地-。霊感少年ユウリが、不可思議な謎を解き、怨念を解き放つ…!?大好評「英国妖異譚」シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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読了。
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2010年1月23日読了
すこし間が空いたのでなんだか久しぶりな気がする英国~でつが、戻ってきてやっぱ面白いなーと実感。……主に三角関係が( そ こ か ww )
今回は新しく校医・マクケヒトも出てきて、にぎやかになってきました。マクケヒト(言いにくい…)はどんな関わり方をしてくんだろう。アシュレイは視る力がてんでダメな方なので、同じような力というか感じ方ができるアドバイザー的存在なのかな?
ま、三角関係には参戦しそうもない(;一_一) ですが、ちゃっかりシモン&アシュレイに目ェ付けられてる時点で可哀想すぎるwww そりゃ、ユウリの無防備さも悪いのかもしれないけど、彼は親しみを感じたからファーストネームで呼ぶこと許したんだから、そこまで目くじら立てなくても…(笑)本当、過保護なんだから。
てゆーか、前回だけでなく今後も延々とシンクレア出てくるのかと思うと「あいつ、しぶといなぁ(;一_一)」と思います。どんだけ執着強いのか。…今後も邪魔というか、何かしらしでかしそうですね。
シモン&アシュレイは全く真逆の魅力を持っている癖に、変なとこで似通ってたりツーカーだったりするので面白い。意外に同族嫌悪だったりするのかなww
内容的には以前の霊廟での話。更に5巻でも引きずっているみたいですね。前回の霊廟の話より、更に昔の話に遡っていきました。霊廟が無くなったことで、その前にあったものが目覚めてしまった…みたいな。
今までは霊的な悲しい過去にまつわる話が多かったけど、もちろん今回もベースは変わらないけどモチーフとして火が登場。そして、湖の貴婦人がめっちゃおいしいとこさらってくというヽ(^o^)丿 私は湖の貴婦人、なかなかいい性格してるので好きです。妖精ならではの傲慢さがたまに見え隠れして可愛い。彼女の口から語られた「私よりも妖精王を気にした方がいいぞ」という言葉にはウケました。彼女、シモンの心をすっかり見透かしていますねwww
ロビンも無事助かって、安心。ロビン、次の登場は傷が癒えてからだろうなぁ。可愛いのでロビンは大好きです★ -
現実を追い越そうとする認識。
えっと…
方向性は一緒なの?? -
新たな登場人物保健医のマクケヒト登場。
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悔いと償いは、いつまでも残るものなのか…。
自らの行動の責任を取る、というのが今回の主人公と、元凶になった青年の共通の行動でした。
時にそれが新たな悲劇を、時にそれが救いを生む。
新キャラの保健医もいい味出してて、物語は新たな展開を見せます。