- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062559218
作品紹介・あらすじ
「俺はあんたのなに?」ボーイズバーで働く奥菜朗の前に、客と一緒に現れた男は、朗が夏に別れた恋人、赤穂万里だった。一年前に出逢い、あっという間に恋に落ちた。魅力的なぶん、厄介な相手だとわかっていても、気持ちを止めることはできなかった。とてもとても好きで、夢中だった。そう、万里のてひどい裏切りを知るまでは…。ほろ苦く、そして甘い恋の物語、ついに登場。
感想・レビュー・書評
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ボーイズバーで働く高校生の奥菜朗の前に、客と一緒に現れた男は、夏に別れた恋人、赤穂万里だった。
1年前に出会ってあっという間に恋に落ちた。
しかし万里は本心の掴めない厄介な人物で朗がいるにも関わらずに。
再会した万里は…。
まず朗も万里もお金持ちのおぼっちゃま。
そこはちょっと分からないと言うか何とも言えないけれど話はとても良かった。
自由奔放な万里に朗がとにかく心を痛めてしまうのに万里はそこにも鈍感で。
でも朗が離れてみてその大切さを知り追い求めて、と切なさが凄くよく伝わってきて。
しっかりとお互いに「好き」と伝え合う事が出来て良かった。
クリスマスに出会い、花火で別れクリスマスに再会。
1年かけてやっと。
ラストの「メリークリスマス」最高のプレゼントかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金持ちの子達のお話です
何か、バブルっぽくって、ありえなぁ~い感じが良いのです
周りを巻き込みくっついて、離れて、くっついて…
という、迷惑なカップルのお話です
↑こういう風に書くとしょうもない感じですが、私は大好きなお話です -
学生さんのお話は大好物なので。あと挿絵が美麗
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魅力的なのに性格的に欠落している万里と、
厄介なのを知りつつ、どうしようもなく相手を好きになってしまった朗。
付き合っていた過去と別れた現在が交錯して進んでいくのですが、場面が変わる時にちょっと混乱しました。
主人公が記憶を混濁させているので、それを狙った効果もあるかもしれません。
万里が、読んでいてもすごく魅力的に描かれているのを感じた。
猫みたいに気まぐれで、性生活はただれていて、善悪を当てはめれないのに、純粋で。
そんな万里を「嫌いなところも全部好き」と言う朗の台詞が印象的でした。
挿絵も雰囲気に合っていて良いです。 -
学生系BLで1、2を争う位好きな本。
中身もですがイラストがすっごい綺麗!!
表紙、夕暮れシーンなのですが光の描き方が大好き!
内容はクール大学生×ツンデレ高校生。
別れた筈の相手がバイト先のボーイズバーに現れ、動揺する朗。
「俺のことなんてどうでもよかったんじゃねえのかよ…!」
ツンデレぶりが大変可愛いです。ラストが良い^^
読み返しすぎだー(笑)
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おもしろい!!挿絵もかっこいい!
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うーん、これはあんまり好きになれない。
主人公たちのちょっとわざとらしい現代語が橘先生の綺麗な日本語にはマッチしない感じがして。
それに主人公のちょっと女々しく、流されやすい性格がどうも好きになれない。
あと、ナホが嫌い。
どうして万里はあんな女を好きになったのかと思うほど嫌い。
ストーリーは面白いです。イラストもすごく綺麗!