ジャズ喫茶マスター、こだわりの名盤 (講談社+アルファ文庫 D 10-1)
- 講談社 (1995年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062561020
感想・レビュー・書評
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2013年3月6日読了。ジャズ喫茶(私は行ったことがないが・・・どういう場所なんだろう?)のマスターたちのこだわりエピソード集と、彼らの選ぶジャズ名盤ベスト10アンケート結果と選ばれし名盤たちの紹介。ジャズ喫茶のマスターが名盤を選ぶ観点と批評家やジャズメンの観点とはどこが違うのだろう・・・?「セレクションで飯を食ってるんだ」という切実感と、俺ってこだわってる感」のアピール度合いかなあ?カラオケで「ウケ狙い」「そこはかとないマニアック感」「自己満足度」をブレンドさせて曲を選ぶ、みたいなものか。ジャズ喫茶では店に飾るために「ジャケットのよさ」も大きなポイントになるようだが、選曲やリーダー、編成はもちろん、録音された時期・場所とか関わっているサイドメンとかアレンジャーとか、ジャズにはこだわりどころが多いものだなあ・・・。前半のマスターのこだわりエピソードはあまり面白いものではないが、「店の雰囲気を壊した酔客を追い払って蹴りを入れた」なんていうコメントのしようがない話も一部含まれており。ますますジャズ喫茶、敷居が高いのう。
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99012
ジャズ喫茶店主の寄稿、アルバムベスト200など。各アルバムの解説は通りいっペんといった感じだが入門用にはこれで充分かも。 -
■ジャズ喫茶、嗚呼ジャズ喫茶。■
各地の各マスターのオススメ盤たちなので、実にバリエーションに富んでます。ブルーノートレーベルの解説本で飽き足らなくなった人に。 ジャズ喫茶一覧も載ってます。
2007.5.11追記
ジャズ喫茶は古き良き時代の想い出になろうとしています。ジャスラック様が料金の請求を始めたのです。それも過去に遡って。だからここに載ってるお店の殆どはもう無いかもしれません。特にライブもできるような店は壊滅的です。心して読みましょう。 -
既読本
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ジャズCDを買う時のバイブル。好きなプレーヤーのどのアルバムを買えば良いかがすぐ解る