- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062563680
作品紹介・あらすじ
総理の座に居座る大平正芳に、三木武夫、福田赳夫、中曽根康弘ら反主流派は、ますます態度を硬化させた。権力争いに奔走する政治家たち、機能停止に瀕する国会。「40日抗争」の決着は衆参両院の決選投票に。昭和55年(1980)5月、政権維持が精一杯の第2次大平内閣に社会党が内閣不信任案を提出、造反した三木、福田各派の欠席で可決される。大平は解散を決断、事実上の自民党分裂のなか、史上初の衆参同日選挙に突入した。傑作戦後日本史第8弾。
感想・レビュー・書評
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大平正芳の決断 大福激突〜不信任案可決・衆院解散
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第2次大戦の敗戦によって、GHQの日本占領が始まる。多くの政治家が公職追放され、昭和21年5月、吉田茂が総理大臣に就任、新たな国家体制がスタートする。それは、以後脈々と続く吉田学校の始まり。
戸川猪佐武のベストセラー『小説吉田学校』を、劇画界の巨匠さいとう・たかをが描いた戦後日本史全10巻。
戦後首相の系譜に沿って(吉田茂 -片山哲-芦田均-吉田茂-鳩山一郎-石橋湛山-岸信介-池田勇人-佐藤栄作-田中角栄-三木武夫-福田赳夫-大平正芳-鈴木善幸-中曽根康弘まで)、その人間模様や政治手腕・駆け引きなどが、赤裸々に描かれている。
戦後史を概略的に掴む上で、中学生・高校生そして大学生にもお奨めのシリーズ。 -
4062563681 517p 1999・10・20 1刷
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大平正芳の決断
帯表
熱き戦後日本史全10巻!!
鈍牛、「40日抗争」死闘す! -
第八巻は大平正芳。「闇将軍」田中角栄の支援のもと総裁になった大平。三木武夫・福田赳夫・中曽根康弘らの激しい抵抗に遭います。こうして自民党史に残る最大の派閥抗争「四十日抗争」がはじまります。田中の策略どおりハプニング解散が打たれ、史上初の衆参同時選挙が行われることに。