大人のための算数練習帳―論理思考を育てる文章題の傑作選 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.22
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本棚登録 : 297
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062574334

作品紹介・あらすじ

30円切手と50円切手がある。いま、2種類の切手を合わせて25枚買い、950円支払った。30円切手、50円切手それぞれ何枚買ったか。
(答は本書の中に)

筋道を立てて考える「クセ」が自然に身につく
「鶴亀算」「植木算」「旅人算」「仕事算」……。算数で習ったことのある文章題は、物事を柔軟にかつ論理的に考える訓練をするための最適な教材。
論理思考能力に差をつける選りすぐりの文章題。

本質を見きわめる洞察力を鍛えるための4つの力
 1 問題文を読む 読解・分析力
 2 問題の内容を理解する 翻訳力
 3 解答に向かって目標を立てる 目標設定力
 4 解答をまとめ、結論を得る 遂行力
これで論理思考の面白さ、痛快さが満喫できる!

感想・レビュー・書評

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  • 頭を使います。図形の問題がむずかしかった。

  • SPI対策として

  • 【配置場所】工大新書B【請求記号】411.1||S【資料ID】91030994

  • 代数にたよらない算数の柔軟な発想(鶴亀算など)を紹介している。そのうえで代数学的な、無機質だが一般につかえる解法も紹介していて算数と数学の違いを示唆している。個人的には代数的方法の方が好き。

  • 算数と数学は違う。
    算数には
    読解・分析力→問題文の読み方
    翻訳力→理解できる言葉で言い換える
    目標設定力→解答に向かって目標をたてる
    そして
    遂行力→解答にまとめる。

    日本の政治家には文系が多く理系的教育が
    軽視されているとの分析は新しい切り口だと感じた。

  • 最低。
    xやyを使って方程式を立てて解く方法を代数の方法とし、対して文字を使わずに、四則演算だけで解く方法を算数の方法と説明されている。
    でもって、前半で出てくる例題では、代数方法で
    5x+2y=6100、y=x+2000 
    という連立方程式を立てる問題の場合、算数の方法では、
    ○○○○○+(○+2000)+(○+2000)=6100 
    と考えるのだと。
    冗談かと思ったが、筆者は本気らしい。
    しかもこの次の例題の解説部分で筆者自身が、両方のやり方は、考え方はまったく同じですと認めてしまっている。何書いているのかご自身で分かっているのでしょうか。
    上の例題では、yにx+2000を代入までしているが、筆者は代入では無く、算数のやり方では置き換えというと解説し、置き換えといったほうが妙味があると書く。
    どうも本書の主眼は算数と数学の考え方の違いでは無く、言葉の表現の違いについて論じた本らしい。

  • [ 内容 ]
    「鶴亀算」「植木算」「旅人算」「仕事算」…。
    算数で習ったことのある文章題は、物事を柔軟にかつ論理的に考える訓練をするための最適な教材。
    論理思考能力に差をつける選りすぐりの文章題。

    [ 目次 ]
    第1章 問題文の読み方―読解・分析力(問題の構造を分析できる力;問題の条件を把握できる力 ほか)
    第2章 理解できる言葉で言い換える―翻訳力(文字を使いこなす力;図や表などを使いこなす力 ほか)
    第3章 解答に向かって目標を立てる―目標設定力(論理的に展望できる力;類似問題を連想し利用できる力 ほか)
    第4章 解答にまとめる―遂行力(手法を選択できる力;目標に向かって具体的に展開できる力 ほか)

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  • 趣味です。面白いです。すごいキモチイイです。なんか無心になれます。算数って本当に面白いよね!

  • 読みかけ。

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著者プロフィール

1941年、愛媛県生まれ。1971年、東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。香川大学助手教育学部講師、助教授 教授を経て、2004年、香川大学定年退職。香川大学名誉教授。博士(文学)。2005年、広島女学院大学文学部教授(現在に至る)。
[主要著書]『新古今和歌集入門』(共)(有斐閣 1978年)、『新古今和歌集』(日本の文学・古典編25)(ほるぷ出版 1986年)、『中世和歌集 鎌倉編』(新日本古典文学大系46)(共)(岩波書店 1991年)、『藤原定家研究』(風間書房 2001年)[第24回角川源義賞]、『藤原為家全歌集』(風間書房 2002年)、『藤原為家研究』(笠間書院 2008年)[第101回日本学士院賞]などがある。

「2013年 『古代中世詩歌論考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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