分子レベルで見た薬の働き 第2版―生命科学が解き明かす薬のメカニズム (ブルーバックス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062576314

作品紹介・あらすじ

薬がなぜ効くかを、分子レベルで理解する 薬がなぜ効くかを、分子レベルで、判りやすく解説した名著の全面改訂第2版。この10年で猛烈に進んだ生命科学・薬学の最新知識とインフルエンザなど新たに収録

感想・レビュー・書評

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  • コロナウイルスで話題になったように、本書を読んでいてウイルスが生物なのか非生物か気になった。
    それにしてもタンパク質って思った以上に色々な機能があるんだな

  • 三葛館新書 491.5||HI

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54098

  • 読み切ってはいないけどね。
    このてのブルーバックスって誰に読ませようとしているのかね。

    あと、結論をだらだらチャプターの後半に持ってくる書き方はどうもね。

  • これは本当に勉強になった。もっと早い時期に読んでおきたかったです。タイトル通り、薬が分子レベルでどう働いているかを分かりやすく、かつ専門的に書かれています。専門的な内容を平易に表現するための勉強もさせて頂きました。知識の幅広さに加えてこういう文章が書ける人は本当に尊敬できる。

  • 薬がどうやって効いてるのか教えてくれる本。たぶんすごく噛み砕いて説明されてるんだと思うけど、読んでる時間の半分くらいが導入の50ページに費やされる私の化学知識の残念さ。ファンデルワールスってなんかおいしそう。あと立体視ができないと楽しさ半減。

  • ★★★☆☆

    初心者向けのブルーバックスだとちょっとなめていました。前提知識として、高校化学レベルは必要となりそうです。化学をほとんどやっていなかった私にはかなり手強い相手になってしまいました。

    そのかわり、内容は非常に充実しており、タイトルのとおり分子レベルでの働きをしっかりと解説をしてくれています。一通り読めば、専門家でない人にとっては十分すぎるくらいの知識を得られるはずです。

    高校化学を復習したあと、もう一度読み直したい一冊です。

  • [ 内容 ]
    薬は私たちの体の中で、どのようにして効いているのだろうか?
    かつて薬の発見は、長い時間と多くの犠牲のうえに成りたつ、経験的なものだった。
    だから、非常に複雑な薬の働きを理解することはほとんど不可能であった。
    ところが、20世紀終盤の今、生命現象を分子レベルで扱う分子生物学は、コンピュータという強力な武器を手に入れ、さらに化学と物理学を総合する形で生命科学として開花した。
    生命科学は、生命現象だけでなく、病気のメカニズムや薬の働きまでも、分子レベルで解き明かしつつある。
    本書は新たに作製したステレオの構造図を駆使して、生命科学の最前線を紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 薬はどのように効くか
    第2章 バクテリアとの果てしなき戦い
    第3章 難病を克服する
    第4章 免疫力を操作する
    第5章 成人病の治療
    第6章 風邪薬と胃薬
    第7章 人類の未来と薬

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2009/7/4 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2009/7/17〜7/22
    移動用であった平山令明著「分子レベルで見た薬の働き 第2版」を先ほど家で読了。古い薬の発見のこぼれ話や最新の薬がどのように開発されているのか、について分かりやすく書かれた良書。私の仕事にも多少関係があるので大変参考になった。SBDDかぁ。取り入れてみたいなぁ。

  • 薬がなぜ効くかを、分子レベルで理解する 薬がなぜ効くかを、分子レベルで、判りやすく解説した名著の全面改訂第2版。この10年で猛烈に進んだ生命科学・薬学の最新知識とインフルエンザなど新たに収録

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著者プロフィール

1948年、茨城県生まれ。1974年、東京工業大学大学院修了。ロンドン大学博士研究員、協和発酵工業(株)東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学糖鎖科学研究所教授を経て、2016年より東海大学先進生命科学研究所教授。理学博士。現在のおもな研究課題は、コンピュータ科学を駆使した、より効果的で、より安全な医薬品の開発。さらに、人間のQOL向上につながる有用物質の探索・創製にも興味を持って研究活動を展開している。著書に『暗記しないで化学入門』『熱力学で理解する化学反応のしくみ』『「香り」の科学』『カラー図解 分子レベルで見た体のはたらき』『はじめての量子化学』(いずれも講談社ブルーバックス)など。

「2020年 『カラー図解 分子レベルで見た薬の働き なぜ効くのか? どのように病気を治すのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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