- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062631679
感想・レビュー・書評
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竜泉郷への道を知るため、中国に上陸した四兄弟。ラスボス感溢れるランバートも霞む、竜堂兄弟の真の敵?小早川奈津子が大暴れ。竜堂兄弟は竜泉郷へたどり着けるのか。
ほぼほぼなっちゃんが持っていってしまい、小物悪役がさらに小物になってしまった。戦いも人間界から天界に移りつつあるし、それでよいのかもしれないが。しかし、なっちゃんは最強。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
満を持して、怪女・小早川奈津子が登場します。さらに竜堂司の友人の熱血革命老人・黄老が登場するのもこの巻です。ずいぶん濃いキャラクターを、それも2人も同時に投入したために、物語のテンポがちょっと変わったような感じがしてしまいます。人によっては「狂いが生じた」と言いたくなるかもしれません。
中国へ渡った四兄弟は、収容所に囚われている黄大人の兄・黄老の救出に向かいます。そんな彼らの前に姿を現わしたのが、船津忠巌の娘・小早川奈津子でした。強烈すぎる彼女のキャラクターに、さしもの四兄弟もたじたじとなります。
小早川奈津子の襲撃から逃れつつ、ようやく黄老を助け出してみれば、こちらも食えない老人でしたが、いささか疲れた様子の続に対して、兄の始はあくまで丁重に黄老の言葉にしたがいます。四兄弟は黄老に教えられて、竜泉卿へと向かうことになります。
他方、香港で始たちの帰りを待つ茉理のもとにふたたび姿を現わしたランバートは、牛種の姿へと変貌を遂げる。余の夢と現実とのつながりが、しだいに明らかにされていきます。
今回の「巻末対談」で著者の相手を務めるのは、作家の竹河聖です。 -
なっちゃん初登場の記念すべき巻。
好きじゃないけど、大物ではある。 -
いつ終わるのか。
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小早川さん、強すぎて。
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いよいよ牛種とかも出てきて竜泉郷に行って本題に入る、そして面白くなるという気分が小早川奈津子の登場からだんだん面白みにかけてきてるんですよね。このキャラはいらなかった。
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タイトルは知っていたのですが
この手の小説に手を出して来なかったのです。
ですがそこは運命なのでしょうか、読書友よりお送り頂きました。読み出したら…面白い。中国史(古代)の硬さを四兄弟とその同士達が助けてくれました。(次男の比類なき毒舌ぶりには負けました)何より、このお話の幅を広げてくれたのは、『小早川奈津子』だろうと思うのです。彼女がいるおかげで私はこのお話に食いついているんだと思います。 -
3月15日読了(かな?)
中国編。あとでもう一回読まないと思い出せなさそう(汗 -
なんといっても主人公らが美形ぞろいで、敵の扱いがひどすぎるのがつらかった。
そんな人間ばっかりだったら世の中不公平もいいとこだなぁ、と。