出世長屋: 十時半睡事件帖 (講談社文庫 し 4-10)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633321

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  • 江戸藩邸の中に事件が続発。
    武士の気概を持たない風潮はここにも。

    福岡藩の総目付けを辞職した半睡だが、
    江戸の藩邸の政治改革を任される。

    久しぶりに江戸へ赴く。

    福岡藩藩士でありながら、地元に行ったこともない,江戸っ子の藩士も大勢いる。
    田舎から出てきた勤番と江戸詰との間の問題も。

  • 半睡、江戸で大活躍。
    65過ぎてもまだまだ元気ですな。
    男はやっぱり仕事しているうちが華なんですかな

  • 1993年11月刊。1996年9月文庫化。5巻め。6話の連作短編。前巻で引退した半睡が、再び総目付として江戸へ。江戸藩邸での事件の話が随分と面白いですが、半睡赴任前の江戸藩邸での管理職の愚かさ加減が、いくらなんでもひどすぎるように思います。半睡の腕の冴えが一段と目立ちました。

  • 星四つでもいいかも。白石一郎は短編のほうがいい。

  • 02年12刷本

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

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