乙女の祈り (講談社文庫 あ 21-27)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633451

作品紹介・あらすじ

智子は元気はつらつ高校生。友だちとクァルテットでチェロを弾くアルバイトも気に入ってる。パーティで"谷津則夫を殺せ"という声を聴いた智子は行動を開始。谷津は大好きなパパなのだ。人気番組「ブラック・ボックス」金曜日辛口キャスター・谷津を狙うのは誰か。

感想・レビュー・書評

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  • 智子の考えが、深かった 意味わからない展開で
    ズラズラ読んで、簡単だった 最後何だか混乱した 読みやすかった

  • 一人っ子の主人公。音楽を志す。
    父は報道関係者で命を狙われる。

    父と娘のきずなも深い。

    誰が父親かでは,なんとなく説明不足な点も感じた。
    半分くらいのことろで,結末が見えて来た。

    誰が,命を狙ったかでは,深みがある設定だ。
    想定外の依頼者だった。

    最後までわからないところがあったのは,複雑な構造の成果なのだろう。

  • 17歳の智子は、パーティーで「谷津則夫を殺せ」という殺人の計画を聞いてしまう。
    谷津はジャーナリストであり、智子の父でもある。
    大好きな父を殺させないために調査を開始。

    調査の中で発覚する家族の秘密。
    犯人の家族の関係は?

    読み終えると、何だか家族というものを考えてしまう作品です。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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