パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24652
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637251

感想・レビュー・書評

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  • 大どんでん返しがあるのかと期待してたけど、そこまで大掛かりな仕掛けもなく、ハッピーエンドって訳でもなく、残念な感じだけが残った…

  • 最後でようやくつじつまが合う。画期的な研究が取り返しのつかないことになる。親友とその恋人の三角関係。
    ハラハラさせてくれる。ただ、シーンが断片的過ぎて分かりづらいかもしれません。

  • 結局は三角関係のもつれか。友人の恋人に固執する主人公。パラレルワールドの真実は、予想通り。

  • むかーし読んだはずなのに最後の終わり方が思い出せず、
    もう一回読むことに。

    「あー、これは忘れる…」という終わり方だった。

    もう一回は読まないと思う。

  • 続きが気になって一気に読んだけど・・・
    設定的には面白い。でもあまりにも長々とひきずり過ぎる感が・・・

    1回読めばもういいかなって感じ。

    でもまぁ、近い将来
    本当に記憶改編なんてできちゃうことができたら
    こわいなーー。

  • 出だしに心惹かれた。集中力を使うため読み進めるごとに疲れてしまった。再読したらもっと良さがわかるかと思うが、重くてなかなかページをめくる気になれない。

  • ミステリーを滅多に読まない私が読んだ一冊。
    私の感想を一言で言えば、
    「恋情や嫉妬に狂いかけの男が一線を踏み越えたお話」だなと。
    きっと、あの電車での出会いだけではここまでならなかったと思うのです。
    ただ、それが「親友の恋人」だったからこそ、強い感情に囚われたんじゃないかと私は思っています。

    真実を追い求める過程で、誰も彼もが消えていく。
    この場面は見ていて少しドキドキしました。
    一体誰の陰謀!?と主人公と一緒に進んでいけました。
    シーンが切り替わって、一人称と三人称も切り替わっていく。
    その見せ方はとても良かったです。

    ……が、私にはこのドロドロとした感じが合わなかったようです(汗
    ミステリー部分だけなら十分面白いのに、主人公に感情移入出来なかったせいでしょうか
    ただ、この人の別の作品を読んでみたいなとは思いました

  • ただただ私ごのみではない。
    そんな研究、必要か?と思ってしまう。
    崇史の記憶操作はいつの間に行われていたのだろう。

  • 並行世界を描いた小説を渉猟し、出逢った小説。はじめから2~3シーンを見て読むと決め買ったのだが、中盤以降、どちらかと言えば心身二元論をベースとしたSFであって、並行世界を描いたものではないと分かった。このセンの小説はあまり好きではないので、題名も帯もあらすじもちょっと考えてほしい。
    ただ、筆者の小説は、殺人事件を描いたものばかり読んできたので、殺人に至らない、殺人と異なる不義に至る心理描写は新鮮だった。

  • 映像化されているので、面白いだろうと思って読んでみた。

    ベースにあるのは親友の彼女を好きになり奪おうとするというよくある三角関係なのだが、記憶を書き換える研究をしている人たちなので、複雑に話が進んでいく。

    次元を行ったり来たりするので、適当に読んでいたらよくわからなくなった。記憶を書き換えるという現実にはあり得ない設定なのだが、生きていくのも嫌になるくらい辛い出来事だったら、記憶を消してでも忘れたいと思うだろうか?結局どうなったのか何が言いたかったのかよくわからない結末だった。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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