- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062638630
感想・レビュー・書評
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この2巻までが、田文(後の孟嘗君)の育ての親、風洪が主人公。<br>
田文は斉の君主の子、田嬰の息子であるが、出生日のせいで不吉な子どもとして殺されかける。それをたまたま助けたのが風洪。<br>
この風洪、とてもできた人物で、相手(友)のためにはあらゆる親切をする、とってもできた人物。人を見る目も高く、本人も努力家で向上心があり、学はないが人としてはとても明晰。<br>
こんなできた人には同じようにできた人物が集ってくるのかどうか、、とにかく周囲には後の○○などといったすんばらしい人たちでいっぱい!!<br>
読んでいてもとても清々しく、私は風洪に惚れた!!(笑)<br>
というわけで、あまり話の説明になっていないけれど、とにかく風子が主人公となっているこの2巻まではとても楽しく読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
快男子風洪(ふうこう)は学問に志し、武を捨てて商人・白圭(はくけい)と名告る。戦乱の国々を行き交う学者や商人たち。秦の孝公は覇道を進み、公孫鞅(こうそんおう)に厳格な法の体系をつくらせる。白圭は美しい翡媛(ひえん)を妻に迎え勇踊、魏に囚われた、天才軍略家孫ぴんを救い出す。法に生きる冷厳な男と、侠に生きる熱い血の男の、鮮やかな対比
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【感想】
http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200505150000/ -
戦国時代、斉・魏・秦の宰相になった「孟嘗君」を書いた作品なり。
戦国時代の中にいて国よりも人間を愛した孟嘗君の仁と義の心を味わっていただきたいなり。