- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062639729
感想・レビュー・書評
-
石川英輔さんの大江戸シリーズ、大江戸神仙伝、大江戸仙境録、大江戸遊仙記、大江戸仙界紀に続く第5冊目「大江戸仙女暦」1999.1発行、「いな吉江戸暦」(1996.1)を改題・文庫化したものだそうです。大川を屋根船に乗って白魚を楽しんだり愛宕山の茶屋で雪見をしたり、のどかな江戸の暮らしが描かれています。タイムスリップしたくなりますね(^-^) でも、タイムスリップ云々ではなく、今の世でも、要は自分の心の在り方、暮らし方なのかもしれませんね!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料番号:010700391
請求記号:F/イシカ -
20131020読
-
「大江戸〜」タイムスリップシリーズの5作目。
いな吉のキュートさや流子の魅力は相変わらずだか、5作目ともなると、ストーリーには惰性感が漂いはじめた気もする。
作品本来のメッセージである大江戸礼賛は勢いを増し、現代東京批判だけでは飽き足らず、いままでの東京vs江戸という対峙だけでなく、18世紀の江戸vsロンドンという水平比較も試み、日本が手本とした近現代の西洋文明そのものに辛辣な評価をする。
いささか公平性にかける言及もあるし、工業文明批判があまりにもしつこいので、そろそろ辟易気味だ。 -
第五弾
久振りに読む、流子よいな吉、現代と江戸での二重生活、
今回はロンドンと江戸の比較、面白くは読めるし、うらやましいことは本音として、江戸の生活事情へも思い入れは感じる -
本書は一九九六年一月、講談社より刊行された『いな吉江戸暦』を改題した作品です。
-
5/19