- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062646192
感想・レビュー・書評
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名探偵が登場しないのが岡嶋さんのミステリーだと思いますが、眠れぬ夜には名探偵が出て参ります。
時効を迎えてしまった事件の手がかりが見つかり、事件をほじくり返すために反社会的な行動に出る男性。それを追いかける名探偵とサミー&ソーレン。シリーズ中いちばん痛快でした。私もカプセルホテルに一週間くらい閉じ込められたい。Kindleと一緒にお願いします。 -
「眠れぬ夜の殺人」を読了後、すぐに読み始める。
あいかわらずテンポよく読み進める事ができる作品。
内容的には前作の方が面白いが、この続きが読めないのは残念。。。 -
2013年3月7日読了。
『眠れぬ夜の殺人』と混同していたのか、完全に見落としていた作品。まだ未読の岡嶋作品があったことに歓喜しました。コンプリートBOX万歳!です。
ただ、ストーリー的には前作の方が圧倒的に面白かったかなぁ。彼らのような特殊なチームが動くには、事件的に弱い気がしました。 -
これ、シリーズものだったのか! 解説を読んで初めて知ったぞ。
何はともあれ岡嶋二人のミステリはドラマみたいだ。過去がある。伏線がある。エピソードにドラマがある。今回はそれにキャラ立ちした登場人物が関わり、そこがまた面白おおおおい!
時効が成立した事件。遺族でプロボウラーの草柳が、盗まれたはずのボールを偶然目にした時、真相解明に向けて事件が動き出す。彼がとった方法とは――…。彼と協力者の女の周辺をこそこそ嗅ぎまわる、謎の集団。尾行、変装、色仕掛け。何でもなりな彼らの正体は果たして――?
小さな事実から大きな闇を手繰り寄せるって、よくある展開だけれど、岡嶋二人が書くと、無駄なく引き締まった仕上がりなんだよ。だから尚のこと面白いしスイスイ読める。
さまざまなな人々の場面から、徐々に明らかになる過去の事件の真相は、何段構えかってほどで。草柳の取った方法にまず驚き、穴があるそれをサポートした彼らの正体は快活で。そして真相は、また凝っていて。
うん、面白いぞ! -
驚いた。軽い感じを期待したんだが、けっこうボイルド系。必殺仕事人みたいな3人組が悪事を暴くって筋なんだが、いったいどうなってるの? どうなるの? というワクワク感がなかなかのもの。
ボーリング(これ作者の物語でよく出てくる気がする)がキーになるだけに、ちょっと馴染みにくいのだが、トリックというよりも展開が面白いと思う。
合作は本作で終わりらしい(理由は不明)。記念の書かな。 -
やっと見つけた「捜査0課」シリーズ第二弾。
相変わらず必殺仕事人のノリでテンポよく楽しめた。 -
物語の展開やテンポがよく、あっという間に読んでしまいました。
さらにこの「捜査0課」のシリーズが読みたい!と思いましたが、これが岡嶋二人さんの最期の作品ということに残念に思います。
前作も今作もたいへんおもしろかったです。
ありがとう!