春秋の名君 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 247
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646635

作品紹介・あらすじ

古代中国の壮大華麗な歴史ロマンを風格ある筆致で描き出し読者を魅了し続ける著者が、鄭の武公・荘公から越の勾践にいたる春秋の名君12人を一人ずつとりあげ語る。さらに、司馬遼太郎さんのこと、『孟嘗君』『重耳』『介子推』から『晏子』に至る創作の秘密まで、宮城谷ワールドの魅力を明かす貴重な随筆集。

感想・レビュー・書評

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  • 2013年09月 01/47
    宮城谷氏のエッセイ。前半の名君振り返りページを読むと、またそれぞれの名君の物語が読みたくなります。後半は氏と本の付き合いや生活が垣間見えます。ステキだなぁ。

  • 筆者のひととなりが垣間見える本。

  • 全1巻

  • 2017/11/20 19:15:24

  • いろんな媒体に書いた短いエッセイをかき集めたもの。
    普通におもしろいけど物足りない。春秋関係ないじゃんというものもあったし。でも十八史略を読んでみたくなったのも確か。

  • 三章からなるエッセイ。一章は表題通り、春秋の時代に活躍した君主たちの紹介。二章は作品に関連した随筆。三章は人生を振り返っての随筆。宮城谷さんの真面目さ、一途に熱中する様等、楽しかったです。

  •  春秋時代とは秦王朝樹立の200年前、紀元前700~400年前である。中国歴史ドラマ『孔子』を毎晩ビール片手に飲みながら観ている。孔子の生きた時代とあってタイミングがよかった。内容よりも作家「宮城谷」その人に興味を持つ。

  • 一応、中国史カテゴリだが、後半はほぼエッセイとなっていた。司馬氏が好きなので、最初で最後の司馬氏と対峙は感慨深い。

  • タイトルと内容が…ただ、歴史小説作家、素敵である。

  • 前半は春秋の名君のアラカルトなのだが、
    後半は作者のこだわりを書いた個人のエッセイ。

    宮城谷ファンにはたまらないのだろうが、
    タイトルが春秋の名君だけにうーん。

    また、春秋の名君といっても有名な話が短編で
    載っている程度。

    ただ、作者は中国古典に造詣が深いので、
    得る物もあるだろう。

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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