- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062649711
感想・レビュー・書評
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十時半睡、この隠居下にも関わらず、請われ総目付けを頼まれる人望と仕事ぶり。
今回は最後にここまで順調に仕事をしてきた嫡男の浮気が、米問屋の陰謀も絡み、引責問題に。。。
保身に走ることなく、自分にできることを粛々とこなすベテランの味、安心できること。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日「街道をゆく」を読んだら、シリーズ中この一巻だけ落としてたことに気づいて、慌てて購入( ´ ▽ ` )ノ
前半はどれも「オチなし」みたいな話で戸惑ったけど、後半は従来の十時っぽい作風で安心( ´ ▽ ` )ノ
援交ネタがあったりして、いかにも、だね( ´ ▽ ` )ノ
まあ、本シリーズはストーリーより、あくまで情緒が優先( ´ ▽ ` )ノ
江戸の街の佇まいが目に浮かぶよう( ´ ▽ ` )ノ
決して派手じゃないけど、飛び抜けた文章力( ´ ▽ ` )ノ
まさに、小説家の鑑( ´ ▽ ` )ノ
2018/05/02 -
歴史・時代小説
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東京は嫌な町ですな
もう福岡へ帰りましょう -
1997年12月刊。2000年9月文庫化。7話の連作短編。十時半睡が江戸藩邸近くの屋敷から深川の町家に越してからの事件帖になる。おんな舟、駈落ち者、おんな宿の3話が、女性を中心にしたお話で半睡老の対応が特に興味深く面白い。
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短編集だが、どれもこれも「無かったことにしよう」といったようにナアナアで終わらせているのは、まあ江戸時代らしいのだろうか。突き詰めていけば長引くし、実は少ない、というのはわかるのだが。
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02年7刷本