妖怪アパートの幽雅な日常〈4〉 (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1069
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062693592

感想・レビュー・書評

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  • 夕士のバイト先での出来事には、ちょっとほわんとした気持ちになりました。あの二人の大学生は、さっさと辞めて行った三人よりは心根が腐っていなかったということなのでしょう。今の時代、生身のコミュニケーションって意外と少なかったりしますからね。

    自殺未遂の少女の方は、少し出来過ぎ感があるような。どうしても、「たった半日で人間ここまで変わらないでしょ?」という感じが否めません。まぁ、少女のスレ方がそれほど酷いものでは無かったということもあるのでしょうが。ただ、今作にこの少女のエピソードを入れる必要があったのかは疑問です。バイト先での出来事だけじゃダメだったのかなぁ。

    夕士の周りで起こる出来事も良いけれど、私としては「妖怪アパート」の住人たちに、もっともっとスポットを当てて欲しいです。

  • 夕士のレベルアップに万歳です!

  • 「身体も心も不安定なんだから、昨日はアッチを向いてても今日はコッチを向いてる。そういうことの繰り返しなのヨ。そこで立ち止まってちゃ、迷わない分だけ世界は狭くなるし、もっとしんどいヨ!?」

  • 2009/12/25-2009/12/26

  • シリーズ第4作。
    魔書使い(ブックマスター)の新しい修行を始めたものの、なかなかレベルアップしなくて苦しむ夕士の話、夕士のアルバイト先のコミュニケーション下手な学生が少しずつ周りと上手くコミュニケーションがとれるようになる話、夕士が自殺しようとしている女の子を助ける話、がメインでしょうか。
    手を出さずに信じて見守る優しさ、を考えさせられます。
    アルバイト先の学生は大学生、助けた女の子は小学生と、奇しくも夕士より年上と年下の人達に、夕士が手助けをするわけですが、それを通して、夕士自身も学び、得たものがあるようです。

  • 図書館にて。

    今回はコミュニケーションがテーマ。
    前巻みたいに後味がちょっと悪いのかと思ったら、今回は大団円でよかった。
    骨董屋が持ってた全方向型立体映写機がおもしろそう。
    そしてやっぱりるり子さんの料理がおいしそうでたまらない。

  • 中学校の時によく読みました。今でも時間があれば続編を読みたいのですが、何分忙しくて読めていない状態です。

  • 3も読んだのに書くの忘れてました。

  • 迷っても悩んでもそれを乗り越えようとするもがき、あがく者には必ず救いの手が現れる。たとえ、それで問題は解決しなかったとしても、もがくこと、あがくことで、世界は広がってゆくんだ。

  • コミニケーション・・・むずかしいよねぇ〜〜

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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