都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック 「館」からの脱出 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2013年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062694810
作品紹介・あらすじ
「マチトム」の「ゲーム・ブック」第2弾!
ストーリーを選ぶのはきみだ!
120万部突破の超人気シリーズ、「都会(まち)のトム&ソーヤ」のスピンオフ企画、「ゲーム・ブック」第2弾です。
「マチトム」シリーズでは、主人公の創也と内人が「究極のゲーム」を作ることを夢見てさまざまな冒険をくりひろげますが、「ゲーム・ブック」は、本そのものを「ゲーム」にしてしまおうという趣向です。
『都会のトム&ソーヤ 修学旅行においで』は、刊行1年足らずで5刷と好評。
今回は、以前の冒険の舞台となった「ゲームの館」にふたたび呼び出された創也と内人が、館に閉じ込められるところから物語が始まります。館内の地図を見ながら、読者が自分で進路を選んでいくのが、本書の新しい特徴です。
●あらすじ
主人公(きみ)と、内人、創也の3人は、修学旅行のお土産の礼がしたいという栗井栄太に、彼らの仕事場『ゲームの館』へ招待される。しかし、なぜか館に閉じ込められてしまう。栗井栄太の4人とも連絡がつかない。どうやらみんな、館の中にいるようなのだが……。
きみは、内人、創也と協力し、暗号や仕掛けに満ちた『ゲームの館』から脱出しなくてはならない。そして、なぜ閉じ込められたのか、その真相を解明すると、そこにハッピーエンドが待っている!
※中学生以上の漢字にルビ付
感想・レビュー・書評
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面白かった!3回目で無事に館から脱出できた(^o^;)前回の修学旅行よりメモすることが多くて大変だったけれど、そのぶん楽しめた(^o^)♪麗亜さんの料理、恐るべし(--;)
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修学旅行のゲームブックも面白かったけど、こっちも面白かった。やっぱり謎解きが入っていて、自分もまちトムの世界に入り込んだ気分になれて楽しかった。
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やっぱりはやみねかおるさんは、面白い。
中学生の頃からずっと読んでるシリーズだけど、大人になっても楽しめる。 -
柳川博行元気じゃん ウケる
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2017年1月20日読了。ゲームクリエイター集団「栗井栄太」にお茶会に呼ばれた創也・内人と「きみ」は、閉ざされた館からの脱出方法を探索することになる…。「都会のトム&ソーヤ」というシリーズ中の1冊らしく、過去の作品のレギュラーメンバーと思しき人物が多数登場、私は初見だが「きみ=私」と冒険する面々が親しげに話しかけてくることもあり、友達と探検に出かけたりした昔の時間をなんとなく思い出した。ゲームブックとしてのシステムはこなれておらず難しくもないが、読者を苛立たせるためでなく達成感を味わわせるための仕掛け、と考えれば丁度いいバランスなのか。途中で手に入れた絵・図面を元にとく謎があるのだが、メモ用紙を使わずに過去の図を参照できる仕組みがあるといいな。(ページの隅を折るゲームブックもあるが、あれはあれで再読時に支障をきたすというデメリットもあり…)
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"「猪突猛進の大バカ野郎。手段のためには、目的なんかどうでもよくなるタイプ。スキップができないし、生卵を上手に割ることのできないドジっ子。あと、ちょうちょ結びをすると縦結びにーー」
[電話、切るぞ]
ものすごく殺気のこもった声が、受話器のむこうからきこえた。
「やだなぁ、友だちの軽い冗談に、真剣に怒るなよ」
右手をヒラヒラふって、内人がいう。"[p.224] -
【図書館本】今回は初っ端からマップを作って全ルート制覇を目指した。分岐が多くてマップはぐちゃぐちゃになったけど、ルートはほぼ一方通行で単純だったのと、暗号は解くのが面倒臭くて考えるのを放棄したら創也が解いてくれるので、とっても楽ちん設定。解き方はシンプルだったりページを行き来しているときにネタバレしたりで迷いようがなかった。残念。
全ての元凶がわかるおまけが読んでいて一番楽しかった。ゲームブックとしてはちょっと物足りないかな……。 -
都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック「館」からの脱出を読んで
この話ではストーリーを自分たちでつくる話。
館の中で数々行われる事件をといていき脱出する。
失敗したりするところもおもしろかった。
一番は自分が本の中にいるようなところ。
たんけんしているみたいでとてもおもしろかった。
ストーリーがおもしろくて、内容がしっかりしてとても読みやすい。
2014年6月30日 -
前回のゲームブックよりもより読者が物語の進行に関われるので、充実感がある。
なぜかクロスワードが全然できず諦めそうになった…。解けたときはなぜあんなに悩んだのかわからなくなったくらいあっさり解けたのだが…。