都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2017年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062695107
作品紹介・あらすじ
竜王グループが建てた実験用の町「レーヴィル」にある竜王学園中等部で、ついに究極のゲーム「夢幻」のプレイが始まった。
マチトムシリーズの人気キャラクターたちは、校舎の中に隠されたナイスピロー、いや快眠枕を見つけ出し、悪夢の中から現実世界に戻ることができるのか?
内人と創也は、二人を始末しようとしている「ネズミ」の危険から逃れることができるのか?
そして、「ネズミ」の正体とは? 「家出人オレ」とはいったい誰だったのか?
読者には、さまざまな謎に挑戦しながら、内人と創也の自信作「夢幻」を味わってほしい。
ゲームが一気に動き出す、待望の下巻!
※中学校以上の漢字にルビ付
感想・レビュー・書評
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シリーズ14作目の下巻。
「南北磁石」の2作目のR・RPGである「夢幻」をプレイする内容。プレイ中に二人を始末しようとする「ネズミ」から逃れ、正体を暴く。
ユラさんが自分からあっさりリタイアして、今回あまり登場しなかったので拍子抜けした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「人類はさめない夢を見る」あーー面白かった!
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ネズミの存在がテンポよくしてくれたとは思うが、「ダブル」などを読んだ後に見るとゲーム自体の面白さは少し減ったようで残念だった。
真田女史と健一がプレイしているところは良かった。 -
後半。夢幻のプレイがいよいよはじまる
YURA &YANAGAWA がみられる
C8093 -
楽しくて一気に読んでしまいました
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夢幻がついにスタート。
開始早々、麗亜が快眠まくらをゲットしあっけなく一抜けしてしまう。
しかし簡単だったのはここまで。
ここからは個々のゲームの状況が順々に書かれていきます。
ん~なんかいまいち盛り上がりに欠けた感じ。
思惑が絡み合い過ぎてるのと、キャラが多いうえに複数のチームに分かれて行動しているので場面転換が多すぎて、それぞれの活躍が短いんだよねぇ。
そんな中でも男を見せた健一君のこれからに期待。 -
というわけで下巻です。
なんか淡々と進んでいきますなぁ。読んでいて面白いんだけど、こう、読み終わってから思い返すと、うーん、うん?という。
ネズミはまあ、分かり易いよなぁと思いますが、オレさんについてはなんとも気付かなかったですよ。
教師って大変だよなぁ。
と、身近に教師がいた自分は思うのです。
私自身は教師に対してはあまりなんとも思ってなかったんですけどね。
同級生がとにかく嫌いだったんで。
なので、なんでみんなあんなに教師を毛嫌いしてるんだ?とか思ってたなぁ、ととりとめもなくなってきたところで終わり。 -
『夢幻』ゲームスタート。
最初のうち、ゲストキャラとか用語忘れていたので、上下巻は人物紹介かこれまでのあらすじがほしいな…。
内容自体はテンポよくて面白かった。
『夢幻』の中だけしか場面がなかったので、いつもより読みやすかった気がする。
技術としてはすごいけれど、ゲームとしてはわくわくやドキドキはなかったかな。
ネズミに邪魔されたからだろうか。
夢から覚めたくなくなってしまう…。
恐ろしい…。
家出人オレさんは途中で思った。
あのキャラの外見ってどうだったっけ?と。
そんなビッグな理由で家出人だったとは…。
今回も最後は自転車の描写。
創也が自転車で逃げるなんて成長したなあ…。
あとがき、はやみね作品がほぼ全部同じ世界観なのは分かっていたけれど、テーマも同じだったとはびっくり。
道理でみんな真っ赤な夢、先見とか時見とか言うわけだよね…。
それしかネタないんかいとちょっと思っていたけれど、行きつく先が同じだったとは仰天。
「本書は描き下しです。」とあるけれど、おまけの短編は初出あるよね?
乱歩アナザーがどうのというのは作者の日記でちらっと見たような気がするし、心理テストのはどこかで読んだ気がする…。
コミックの初回特典かな…? -
おかえりナオコさん
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創也と内人がつくった究極のR・RPG「夢幻」のゲーム開始
13人のプレーヤーのうち快眠まくらを手に入れることができるのは
ゲームにまぎれこんだ“ネズミ”はだれなのか
大人気シリーズ“マチトム”の14作目後編には意外な人物の姿も -
ゲーム「夢幻」をプレイ中は内人たちと一緒に楽しんでいたくせに、ゲーム後に神宮寺さんや創也のおばあさまが言った言葉に「そうそう、創也もまだまだ子供よのぉ(* ̄ー ̄)」と思ってしまう自分がいた!(^^;)
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夢幻の内容と栗井栄太の指摘によって、頭脳集団の言う「人類を滅亡させる」が少し現実的になってきている。
最近のシリーズは、何もない日常ばかりの話で退屈だったが、ようやくラストに向かって動き出したという感じがする。