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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062705615
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
友情とミステリーが交錯する物語が展開される中、主人公ヨウちゃんと隣人の真鍋さんとの関係が深まっていく様子が描かれています。物語は透明人間という奇抜な設定から始まり、密室誘拐や殺人事件へと発展することで...
感想・レビュー・書評
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主人公ヨウちゃんと隣に住む真鍋さんとの友情物語。町で起きた殺人事件の謎と透明人間。最後に明かされる真鍋さんの正体。切なすぎるラストまで一気に読ませてもらった。島田荘司氏の作品はこれが初めてで他の作品も読みたいと思った。心にしみる。
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かつて子どもだったあなたと 少年少女のためのミステリ-ランド〟と銘打った講談社出版の本書は、タイトルから想像する児童向けの世界観を見事に覆される超面白本でした。人間の細胞を透明にするという未知のウイルス説に端を発した物語は、透明人間でしか成し得ぬ密室誘拐から殺人事件へと発展し、北朝鮮強制収容所の地獄の様相や日本人拉致被害者、脱北者の足どりにまで及ぶ奇抜なスト-リ-展開に、時を忘れて読みふけってしまう、読み易さとタイトルに騙されてはいけない社会派ミステリです。
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最初に読んだ当時小学生だったのだけれど、打ちのめされた。
ヤングアダルトでこんなに重々しいお話があるとは…
ただ、こういうお話も読まなきゃだめだよな、と思った。
単なるミステリーではなく、いろいろ考えさせられるところがあった。 -
少年少女向けのミステリーシリーズ。
幼い頃、隣りに住んでいた印刷工場のおじさん。彼と過ごす事は少年にとって救いの時間だった。
北の海辺の町に起きたある女の失踪事件は、その難解さからマスコミの注目の的となり、少年の周りもざわざわし始めるが。
以上粗筋からも分かる通り、著者は内容も語り口も容赦がない。視点は少年本人なので、温和な語り口だけれど、彼の目にする事理解する事感じる事はヒリヒリと彼だけでなく読者も痛みを感じると思う。
凄い。改めて著者の凄さを感じました。
ミステリーの皮を被った獣という名の社会を、子供達はどう乗り越えるのだろう。 -
なんだか、つじつま合わせに多少の強引さを感じた。。
そうそう、女ってこんなもんだよねーと、共感できるところもあった。 -
密室からの人間消失について、本格推理と思って読む進めると、最後は山崎豊子のような社会派で終わる。あの3人に戸籍がないなら事件発覚同時に公安マターで、あんなのんびりした捜査にならない。もし戸籍があるなら、事前に身寄りのない日本人3人を見つけ、どうにかしていたことになる(全然心優しい隣人じゃない)。そもそも、精巧な×××はあんな小さな機械で作れない。というように、社会派推理小説と考えれば,細部の詰めが甘い。
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最初はなんとなく読みつつ、途中から面白いかも…と
読み続け最後なるほど、とオチました。
児童・学生?用シリーズなので、読み手の年齢によっては
細部は理解できないかもしれないけど、わりと面白い本だと思う。
もっとも子供が読むのを微妙に思う親がいるかもしれない。
悪い設定じゃないんだけどな。 -
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読了
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とある女性が密室状態の部屋から消え失せ、後日死体となって見つかるという事件を追いながら明かされる透明人間の物語です。
トリックはすぐに見破れたので子供向けかなと思いましたが、この社会問題や、所々の描写は子供には理解し難いのでは?と思いました。 -
凝り凝りの装幀に引かれて10年近く前に買った本。気がついたら文庫化され、今度は電子版も出ていた。そろそろ初版本の素晴らしさを味わいながら読み始めよう。
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ミステリーランド。ようやく購入、読了。
あー、いや、うん。
面白い、んだとは思う。最後まで読めたし、しんみりじんわりしたし。
途中の透明人間のトリックも面白かったけど。
反転。
北朝鮮ネタはどうよ。まぁ、一応高柳は成人しているので途中で気付くのは仕方ない。登場人物の台詞から明らかに「社会主義国って、北朝鮮じゃん」と気付ける。
それはいいとしよう。
ただなぁ、まぁ、島田荘司はこういう社会系好きだから仕方ないのかもしれないが。
俺が子どもだったらこういうの好きじゃないな、多分。社会とか取り入れたのがあけすけで、逆に好きじゃない。子供向けならもっとわくわく出来るようなものがいいなぁ。
やっぱり「子どものための」ってのは大きなネックになってるのかね。読むほうもそれを意識してしまうからかな。
これを読んだ子ども(小、中学生くらいか)に感想を聞いてみたいものだ。
03.12.31 -
住んでいるアパートの近くの印刷所の男性が、父親のいない自分の
楽しい遊び相手だった。
子供が読む本ではない、という内容。
まさかそこまで話が大きくなるとは思わず…というよりも
予測不可能です。
しかしまさにそういう推理をしてしまうほどの
状況証拠はすごかったです。
大人でもそう説明されれば、そうだと考えてしまうほどに。
嫉妬に打算にとなりの国。
最後まで読んで、彼が言っていた『透明人間』が何なのか分かりました。
しかしそれを言うならば、してない相手は誰であろうと
それに当てはまってしまいます。
透明人間にならないように、頑張らねばなりません。 -
魅力的な謎と、拍子抜けするトリック これぞ島田荘司!
ミステリーランドでも容赦なし -
透明人間はこの世に存在する。人間を透明にする薬もある。見えないから誰も気がつかないだけなんだ、この町にだっているよ。……学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年、ヨウイチがただひとり心を開き信じ尊敬する真鍋さんの言葉だ。でもどうしてそんな秘密を知っているのだろうという疑問がぬぐいきれないでいるところに、不可解な誘拐事件が発生した。密室から女性が蒸発したかのように消失したのだ。透明人間による犯行だと考えると謎は氷解するのだが。
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