くらのかみ (MYSTERY LAND)

  • 講談社 (2003年8月1日発売)
3.42
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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784062705646

作品紹介・あらすじ

「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • ホラーのようなミステリのような。子ども達が大活躍。

  • まず、装丁が良い。
    このむらかみつとむさんの表紙は、さとうさとるさんの
    児童文学に親しんだ世代なら「おおぉーっ!」となるはずだ。
    本を開けば子供時代に読んだような章割り、もくじが目に飛び込む。
    そして漢字には丁寧にルビがふられている。
    昔、子供だった大人を もう一度「子ども世界」に誘い込むため、
    綿密に計算して作者がかけた、これは魔法だ。
    こうして、視覚的効果でまず誘い込まれ、
    そこに現れるのは、自然いっぱいの小学生の夏休み、
    田舎の古くて大きな屋敷と不気味な沼、怪談、妖怪、伝説、大事件!
    そして結成される 「都会っ子の少年探偵団」!!!

    ヤラレタ!

    数ページ後、私はすっかり「10歳の探偵」戻っていた。
    実に気持ちよく魔法にかけて頂いた。
    本を手に取ってから、パタンと閉じるまでの数時間、
    「瑞々しい時」をプレゼントしてもらった。 
    とてもいい気分だ。

  • 子ども向け

  • 見ず知らずの親戚の子供と、すぐに打ち解けて一緒に寝泊まりして遊び回る。なんとも楽しい夏の思い出。
    子供は初対面でもすぐに相手と仲良くなれる。きっと座敷童も、子供のそういう人懐こさが好ましいのだろう。

  • 最近、やや古い童話を中心に読んでいるのだけれど、図書館の順番が回ってきたので手にした一冊。
    読み終わってひと月くらい経つということを別にしても、なんというか、思い出せないのですよねえ…内容が…。
    おぼろげながら、あんなことがあったこんなことがあったということは思い出せるのだけど、作品全体を通しての手ごたえがなく、結局なんだったんだっけ、と思う次第。
    比較しても仕方ないけど、今読んでいる古めの児童書たちが濃すぎるのかな。一冊一冊が際立ちすぎて、読み終わるのがしんどい本ばかり。タイトルを見れば思い浮かぶ強烈な話。いったいこれは何の違いなんだろう。

  • 遺産相続の話し合いで本家に集まった大人達。一緒に帰省した子供達はあっという間に仲良くなって、蔵の中である事を試したが。
    少年少女のために各作家が書き下ろした、ミステリーシリーズ。
    子供向けを意識したせいか、登場人物の子供達が大人の事を悪く言うの。かつて子供だった自分(今は大人)には悲しい。

  • 装丁が素敵

  • ミステリーランドの1作。
    いやぁ~楽しかったぁ~。
    子供向けに工夫された感じは所々にみられるものの
    大人でも楽しめます。
    ホラーをちょっぴり紛れ込ませた懐かしい話かな?
    夏休み。田舎にある無駄に広い本家。集まる親戚と子供達。
    いつもと違う景色と空気。いつもと違う夜。
    そこに怪談まがいの話が加わると盛り上がりますねぇ~
    そして、子供から見た大人の評価には
    何度も頷きましたよぉ。
    結末も、納得する形になっていて後味もよいです。
    ちなみに小野主上の他の作品を期待して読んじゃダメですよ。
    かなりライトな仕上がりになってますからね。

  • 子供向けの作品。
    一見ホラーと見せかけて実はミステリー(笑)
    少年たちが一生懸命に謎解きをするのは歳を重ねた私には微笑ましく感じるが少年たちと同じ年代ならきっと主人公たちに同調して楽しんだだろうな。
    比べてはいけないけど既読のホラー要素のある大人向けの小野不由美氏の他の作品よりもあっさり。

  • 最初の章はぞくりとしました。
    それ以降はこども向け推理小説ですかね。
    十二国記シリーズが読みたいなぁ。
    華胥の夢以降って出てないんですよね?

  • 小野さんのホラーなのでもっともっと怖いかと思ったら、子供も読める安心のホラー^_^
    夏休みを利用して親戚の家に訪れる感じも、山の家の感じも、懐かしい雰囲気がするのと同時に、自分も子供時代に戻って冒険してるような気持ちになれてワクワクしながら読めました。
    少し不思議も残る楽しい一冊です。

  • まあまあ、なあたり2.7かな。作者が作者だから構えて読んだが児童向けを意識したのか怖くなかった。多方面の描写も抑えめ。作り自体は相変わらずお上手ですが。

  • 唸ってしまうような人物造形も、底抜けに怖い感じもなく読み終わってしまった……子供向けのシリーズなんでしたっけ?
    私が推理もの不得意(登場人物とか間取りとか把握するの苦手)なせいもあるのですが、もう少し推理ものとしての側面が薄めで、ホラーならがっつりホラーにしてほしかったなあ、と。

  • 大人目線で読めばいいのか、子どもに返って読めばいいのか。ミステリとして読めばいいのか、ホラーとして読めばいいのか、はたまたファンタジーなのか。最後までスタンスが定まらなかったので、いまいち入り込めなかった感。

  • ミステリーというか、ホラーというか、児童書というか・・・
    子供向けに書かれただけに、優しい感じの話。
    神にしても、呪いにしても、信じる者のところに存在するのだと思う。
    人はみな完璧じゃないし、愚かなところをたくさん持ち合わせている。
    社会で暮らすということは、そういう愚かさ、弱さも含めて愛していくということではないかと思う。

  • 子供向けミステリー。昭和な感じ。

  • いや~、面白かった。子供たちの冒険と謎解きのお話なのだけど、そこに気がつくと増えていた子供(座敷童?)の存在が。うっかり忘れてしまっていたけど、一人増えてたのよね‼この子かな?この子が怪しい。と思っていたけど、全然違ってた(笑)ぞっとしてしまうところもあって、子供の冒険小説とはちょっと違う。大変オススメな一冊です。

  • 遺産相続の話し合いのために親族が集まった本家で、次々に起こる殺人未遂事件?さらに蔵で遊んだ子供たちの数が1人増えた……現われたのは座敷童子なのか。それは誰?登場人物が多すぎるせいもあり、児童書ミステリーにしては少々難解な気もするが、子供たちが俄か少年探偵団となって事件を解決に導くのは読んでいて楽しかった。現実の事件と非現実的な現象が融合している点も面白い。

  • 児童書なので大人が読むと物足りない
    最初はなんだか鳥肌が立ったんだけど
    後半に行くにつれて退屈していった
    怖さは全然ない

  • おじさんおばさんの関係性がなんだか最後までちゃんと理解できなかった…こういう、誰と誰が従兄弟で~みたいなの、どんな話でもどんな作家さんでも苦手だ~

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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