- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705752
作品紹介・あらすじ
一八三〇年、冬、パリからライン河へ謎と冒険の旅がはじまる。旅の仲間は四人、カナダから来た少女コリンヌ、酔いどれ剣士モントラシェ、カリブの海賊王ラフィット、若き自称天才作家アレク。奇怪な塔に幽閉された仮面の男は死んだはずのナポレオンなのか?謎と冒険の旅がいまはじまった。
感想・レビュー・書評
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中世ヨーロッパを舞台に、カナダからフランスへやってきた少女・コリンヌが、剣士、海賊、作家の3人と共に、祖父から出された難題に挑むお話。パリからライン川へと向かう4人の冒険はスリル満点!
(児童担当/小鉢)令和2年10月の特集「おうちで冒険!」 -
フランス、革命前の混沌とした時代。カナダ生まれのコリンヌは、パリを訪れ、自らの出生を祖父に認めてもらうため、彼の出す難題に立ち向かう。
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このシリーズって子どもが主役で活躍する話が多いと思うんです。
だけどこの作品は、おとながすごく魅力的。
かっこよくて頼りになる、憧れのおとなが3人も出てきます。
剣を教えてというコリンヌをモントラッシェが諭すシーンがいいですよね。
彼女の意志を尊重しつつ、考えに甘さがあることもきちんと教える。
あとがきに作者が夢中になった本の題名がたくさん挙げられていて、私も全部読破したい!と思いました。 -
【109】
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さすが田中芳樹!さすがミステリーランド!
フランスの歴史冒険活劇で小さい頃好きだった世界観満載です。
ジャン ラフィットについて胸キュンになったので巻末の参考文献から読んでみようと思います。
「こどもの教育上よくないから」というセリフがちょこちょこでてきてクスっと笑えました。 -
1人の少女が素敵な大人の男達に出逢い、成長し、答えを見つける物語。歴史、電気、冒険、戦闘……描写が鮮やかです。