学校を捨ててみよう!: 子どもの脳は疲れはてている (講談社+α新書 113-1B)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062721356

作品紹介・あらすじ

学校こそが、子どものこころを蝕む原因だ。不登校は「心理的な問題」ではない。中枢神経機能障害、免疫機能障害などを伴う重い病気なのだ。無理に学校に行くことで、精神を崩壊させてしまう危険がある。

感想・レビュー・書評

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  • 2002年に書かれた本を2020年に読んだが、日本の教育は何も変わっていないのだと思い知らされる。いじめに対するガイドラインやフリースクール、通信制高校の増加など変化はあるのだろうが、根本的な学校の教育思想に進歩がない。精神論ではなく脳科学の点からも不登校児を分析、説得力があると感じた。40人のクラス編成を35人にしたところで教員の負担は変わらない。臭いものには蓋、の精神をいつまで続けるのだろう。

  • 学校教育は古いということがわかる。

  • 分類=教育システム・子ども・不登校。02年5月。

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著者プロフィール

小児科医
兵庫県立総合リハビリテーションセンター・リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」長

「2011年 『子どもとねむり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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