新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業 (講談社+α新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729390

感想・レビュー・書評

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  • ”●●業という切り方が古くなった、という記述を読んで興味をもった。企業群の新しい切り口を得るためのヒントとして。

    <キーフレーズ>
    ・従来型の業界分類は時代にマッチしていないのだ。
     (略)
     本書では、国内外の動きをもとに「日本の当たり前ビジネス」「食糧ビジネス」など、これまでなかった新しい業界分類を設定し、その業界の概況と将来について解説していく。(p.4)

    <気になった会社、キーワード>
    ・2015年農林業センサス。 ※他には?
    ・アジアで成長する学習塾 ※ASEANなど海外はこれから。
     日本の海外進出で草分け的な存在は公文教育研究所(非上場)。<略> 海外48の国と地域に8400教室、学習者数は274万人もいる。 2015年3月現在
     ZEホールディングス(非上場): 「栄光ゼミナール」はベトナムに子会社
    ・グローバルニッチトップ企業100選(GNT)、ネクストGNT ※経済産業省
    ・オプテックス: 滋賀県。屋外用の侵入検知センサー。世界シェア4割。事前抑止を目指す
    ・マスダック: 和洋菓子製造機器の専門メーカー。お菓子メーカーでもある。 ※東京ばな奈へOEM提供。
    ・鈴与グループ 140社。ガソリンスタンド、建設、警備、不動産、食品、情報、航空事業など。情報サービスを手掛けるグループ企業 鈴与シンワートが東証2部上場。
    ・サイバーダイン: ロボットスーツHAL。 歩きたい、立ちたいという思いに従って…「歩けた」「立てた」とうい感覚を脳にフィードバック。ロボット治療機器
    ・介護需要: 特に中国はこれから介護市場が急速に拡大する。 ※すでに65歳以上が1億3000万人
    ・ニチイ学館: 介護事業に加えて、医療事務サービスも業界トップ。中国への展開も。
    ・再購入はネットで。物流企業の活躍。帰国した後に「おもてなし」
    ・多言語対応食券自販機。 富士電機がトップ
    ・環境関連としての鉄道ビジネス
    ・自動運転の世界的な普及→電子部品メーカーの業績が拡大していく
    ・ショーボンドホールディングス: コンクリート構造物の総合メンテナンス企業
    ・けんせつ小町
    ・タダノ: 建設用クレーンの国内最大手


    <きっかけ>
    紀伊國屋書店 横浜店で、店先に面だしされていた。”

  • ●原子炉の建設ができるのは、世界で5グループ。日本はその内3つ。
    ●和菓子製造機器メーカーのマスダック。東京ばな奈にOEM供給している。
    ●ペッパーは、定価198000円、月々ネット14800円保守9800円だそうです。
    ●建機世界2位のコマツは無人トラック
    ●自販機トップは富士電機、セブンのコーヒーマシンはここの製品。
    ●炭素繊維分野は東レを筆頭に独壇場
    ●ゼネコン大手は、大林組、鹿島、大成、清水、竹中工務店。マリコンは五洋
    ●東急がベトナムで街づくり

  • 読み物としてはあまり面白くない。機械的に250社を解説しているという内容。就活生にとっては多少の参考になるだろう。優良企業が必ずしもブラックではないとは言い切れない部分もある。

  • あまり魅力を感じなかった。

  • まー確かに知らないんですけど
    勉強不足で済みませんみたいな。

    知って損はない程度であって、それほどでしかないと感じる。

  • タイトル通り、日本の隠れ優良企業(有名企業も)の紹介。就活生にはいいかも。トラフグの稚魚をすべてオス(白子になる)にする技術を持つ中部飼料、おそるべし。

    続きはこちら↓
    https://flying-bookjunkie.blogspot.jp/2018/03/blog-post_21.html

  • 読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。

    2018.1.2作成

    ・海水淡水化の機械は鉄で作るわけにはいかない、さびにくい金属としてチタンがある、チタンはプラチナとほぼ同等の強い耐食性があり、海水にはほとんど反応しない。金属疲労も起こりにくいので、プラント設備にはもってこい。関連企業として、大阪チタニウムテクノロジーズ、東邦チタニウム、神戸製鋼所がある(p19)

    ・川崎重工業は、石炭の中で最もグレードの低い「褐炭」をオーストラリアで蒸し焼きにして、水素を取り出して輸入する計画、オーストラリアで褐炭は無料なので、同社の方式では原料費はタダ、水素は体積が大きいので、マイナス253度で液化して、水素運搬船で日本へ輸送する(p25)

    ・世界中の原子力発電所は、434か所ある、建設中が74、計画中が101ある。日本の原子力関連企業が業績を伸ばしていく可能性は十分にある(p27)

    ・日本製鋼所は、1907年に大砲などの兵器の製造会社として設立された会社、戦艦大和の大砲を作った、今でも自衛隊の戦車、艦船に搭載されている大砲を作っている(p28)

    ・農業機械の売上高1位は、クボタ、65%は海外向け、二位はヤンマー非上場、三位は井関農機、コンバインなど稲作関連の機械に強い(p32)

    ・農産物の輸出一位はアメリカだが、二位はオランダである、国土面積が日本の9分の1にもかかわらず。アラブ首長国連邦は日本よりも多い(p40)

    ・日本の都市鉱山にある金の量は、約6800トンと、世界の埋蔵量4.2万トンの16%に相当し、世界最大の産出地である南アフリカの埋蔵量を上回る、銀は6万トン、インジウムは16%、DOWAホールディングスがその代表(p42)

    2018年1月2日作成

  • 多種多様な企業の強みがわかりやすく掲載されている本
    業界を深掘りする用途ではなく今まで知らなかった企業・業種を広く知りたい人にはおすすめする。この本をきっかけに業界を調べたりするにはちょうどよい気付きがもらえる。
    企業の紹介も社会情勢やこれからを見え受けた紹介が多いのでおもしろく概要だけなので簡単に読める

  • 株関係で手に取ってみました。
    2016年5月発行。
    何社かピンとくる会社があったので、すかさずメモを取ります。いままで考えたことのない業界についての記述が多く、とても参考になりました!

  • 参考になる。会社名の列挙だが、興味があれば他の情報で掘り下げることができる。

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト、東洋経済新報社編集局編集委員、明治大学講師(学部間共通総合講座)、拓殖大学客員教授(商学部・政経学部)。東京都出身。明治大学経営学部卒業後、日本経済新聞グループのラジオたんぱ(現・ラジオ日経)、米国ウィスコンシン州ワパン高校教員を経て1993年東洋経済新報社に入社。企業情報部や金融証券部、名古屋支社で記者として活動した後、『週刊東洋経済』編集部デスクとなる。2007年、株式雑誌の『オール投資』編集長に就任。2009年、就職・採用・人事などの情報を配信する「東洋経済HRオンライン」を立ち上げて編集長となる。これまで取材してきた業界は自動車、生保、損保、証券、食品、住宅、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、外食、化学など。『週刊東洋経済』デスク時代は特集面を担当し、マクロ経済からミクロ経済まで様々な題材を取り上げた。2014年に「就職四季報プラスワン」編集長を兼務。2016年から現職。

「2023年 『ビジネスエリートが実践している 教養としての企業分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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