今はもうない (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 7506
感想 : 573
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730976

感想・レビュー・書評

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  • 最初から最後まで作者に騙された。でも清々しい読後感。表面的な解決には至っていなかったけど、物理的に犯行できる可能性のある仮説は全て出ていた。

  • S&Mシリーズ。シリーズとしては初めて一人称で記述されており、8作目にして新しい試みをした作品。とある別荘でおきた二つの密室の中にいる二つの死体の謎。とりあえず、ラストにびっくりした。かんがよい人にはすぐわかるのかもしれないけれど、そんなことを気にもせず読んでいただけによりいっそう。この作品は本当にシリーズ中奇抜な内容で、シリーズを読み通してきた人にはオススメかもしれません。肝心のトリックや犯人についても意外と楽しかったし、二つの部屋の密室というのと数個も登場する仮説という、密室の謎についての議論が非常に楽しいですね。

  • 途中で気づいても良さそうなものなのに。騙された!

  • 珍しく、どシンプルに密室と向き合っていたのが面白かった。読者を鮮やかに騙す(いい意味で)手法は相変わらず健在で、すっかり騙された(笑)

  • 2024-001

  • そうだったのね。
    違和感があったとは言え、こういうタイプの作品だとは思いもしなかった。
    犀川先生不足で少し寂しいと思いながら読み進めたけど、最後にはそれも忘れて
    しまうくらいに「面白かった」と思えました。
    二人の出会い… 微笑ましいです。
    軽く流した部分もかなりありそうなので、読み返してみなくちゃ。

  • 面白かったです!

  • 別荘地に佇む白いワンピースの少女って魅力的ですね。

  • 騙された。
    もえじゃなかった。

  • 最後に「そっちか!」と思わされる、どんでん返し。
    あとは血筋なんだなぁーと思いました(笑)

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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