八月のマルクス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734615

感想・レビュー・書評

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  • 第45回 江戸川乱歩賞受賞作
    乱歩賞なのに中身はミステリじたてのハードボイルド。
    でもいまいちでした。

  • 乱歩賞は好きな作風が多いので読んでみた。

    うーーむ。
    後半はまだリードされるが、全体にもたもたした印象。
    役割の薄い人も多いかな?

    個人的乱歩賞1位は圧倒的に「テロリストのパラソル」だなぁと
    再確認。

  • 江戸川乱歩賞受賞作。
    読み終わってしばらく経ってしまったので、あまり思い出せない・・
    ということで、印象は「普通」であった。

  • この本は世の中としては、どんなジャンルに分類されるだろう。 
    とてもじゃないが「謎とき」の物語じゃない。
    ハードボイルド小説?
    主人公がかっての人気お笑いタレント、という設定の時点で違う気がする。

    すっと腹落ちのしない、後半の10%だった。

  • 江戸川乱歩賞
    江戸川乱歩賞はボクにとってはすこし難しかったです。つまみ食いみたいな読み方になってしまって内容があまり理解できなかったです。新野さんごめんなさい。

  • 芸能界の話。お笑い番組で起きた事故死への復讐ストーリー。まあほどほどの本だった。
    フォーマットセールという番組の企画、ノウハウの売買があるらしい。

  • マルクスは思想家のマルクスじゃなくって昔のアメリカのコメディアンの名前。ギョーカイスキャンダルからつながった事件。謎解きまでずっとひきつけてくのだけど、最後答えの箱からドシャドシャいっぱい出てき過ぎて駆け足だったなあと思う。ラストのところももうちょっと余韻っぽい方がよかったなあ。

  • 頼れ。

  • 5月-6。3.5点。
    元お笑い芸人が、失踪した相方を捜す。過去の事件と現在の事件が
    交錯し、真実が明らかになっていく。
    お笑い芸人の物語って紹介にあったので、コメディタッチかと思いきや、
    しっかりとしたハードボイルド。途中の中だるみもあったが、
    後半は一気に進む。結構面白かった。

  • 少し硬質なハードボイルドが読みたい時にオススメ。
    謎か絡み合いながら一人称で進む。

    センス良くまとめようとしているセリフに白々さは感じるが、お笑いとミステリーという構成が興味深い。

    ラストはもう少し爽やかさが欲しかったが、全体的に飽きることなく読み進められた。

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著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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