八月のマルクス (講談社文庫)

著者 :
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734615

感想・レビュー・書評

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  • 本書って・・・タイトルだけ見ると、テロリストとか政治絡みとか思っちゃいますよね〜。ごたくにもれず、私も・・・だから敬遠しておりましたです(苦笑)。内容を知り、な〜んだ!同じマルクスでも・・・とすぐにわかったものの、これがどういう風に絡んでいるのかな?と不思議に思っていました。芸能界の暗部に焦点を集め、世論によって人生を潰された男が身の潔白を晴らすというか、真実に向かって信念を貫き通すのですが、その姿がカッコイイ! ハードボイルドの魅力ですよね。それに先が見えず、どんな展開になるのかワクワクして読めました。やっぱ受賞するだけのモノがあるんですよね〜。

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著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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