インドは今日も雨だった (講談社文庫 く 33-4)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736596

感想・レビュー・書評

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  • インドは絶対行けないだろうなあ。獣的なパワー、人の文章読んでるだけでお腹いっぱい(^_^;)
    痩せた人と牛と犬と。今はガンジス川が綺麗になってるって聞いたけど、今、この瞬間のインドは今までとは違うのかな?

  • ニューデリーの銀座⇒コンノート・プレース/バンガロール:インドのシリコンバレー/ヒマーチャル・プラディッシュへの旅:マニラカン(ヒンドゥー教とシク教の聖地で温泉で有名)でクルビダンスを踊りながらの祭に遭遇。雨季が明ける9月は祭(収穫祭)の季節/マラナ村:マラナクリームというオイルで有名。村人全員が高カーストで低カースト・アウトカーストの人と触れ合うのは禁忌行為。マラナの人々の先祖はアレキサンダー大王との説もある。AC330に大王の軍勢はヒマラヤの西に侵攻しており、原住民との宥和政策を執って「原住民の衣服を採用し、原住民女性との結婚を奨励したらしい/「ダシャラー祭」インドの秋の始まりを祝う祭で、「クル」のダシャラーが有名/カイラス山:標高6656mの未踏峰。サンスクリットで「水晶」の意。仏教(特にチベット仏教)、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の聖地。例えば、ヒンドゥー教ではカイラス山をリンガ(男根)として崇拝し、ボン教では開祖のシェーンラップ・ミヨが降臨した地。カイラスの周囲の巡礼路(一周約52km)を、チベット仏教徒は右回りに、ボン教徒は左回巡礼行為を行る

  • 読書録「インドは今日も雨だった」3

    著者 蔵前仁一
    出版 講談社

    p26より引用
    “品物が変わっても、売り口上は昔とまったく変わらない。ちな
    みにこれと同じかほぼ同じせりふを、ほかのアジア諸国や中東の
    観光地でも聞くことができる。”

     グラフィックデザイナーやイラストレーターを経て、旅行雑誌
    編集者をしている著者による、奥さんと一緒に旅したインドとネ
    パールの模様を記した一冊。
     北部インドからカトマンズでのスケッチ旅行まで、自筆のイラ
    ストと写真とともに書かれています。

     上記の引用は、おみやげ品の売り子について書かれた一文。
    一番早く覚えられてかつ相手にも伝わる外国語を追求すると、同
    じような台詞になってしまうのかなと思います。
     インドという国一つとっても色んな人がいて、旅行すれば楽し
    そうに思います。しかし、著者のように旅ができるかどうかは、
    ある程度境遇に左右されるのではないでしょうか。シッカリ働い
    てお金をためて、旅行して帰ってくると働く場所が無いというの
    では困ってしまいます。
     こういう世界の隅々を周るような旅行は、著者のような人達に
    任せておいて、私はその著作を楽しむに留めておこうと思います。

    ーーーーー

  • 『ゴー・ゴー・インド』から10年ぶりとなった蔵前さんのインド紀行。1997年発行だから、それももう10年以上前の話なのですね。僕にとっては、ダラムサラ、デリー、カルカッタ、ポカラ、カトマンズなど懐かしい場所、そして懐かしい宿の話が満載で、それだけでも嬉しい一冊です。初めての旅で描かれたイラストが収録されていて、蔵前ファンには眉唾もの。

    パハールガンジ(メインバザール)のイラストを見ていると、無性に旅に出たくなります。

  • 「旅行人」編集長のインドレポート。
    旅に出たくなる。

  • インドの…というより普通の旅エッセイ。彼の絵もいいし、読みやすいけど、シリーズでまとめて欲しい。

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著者プロフィール

蔵前仁一
1956年(昭和31)鹿児島県生まれ。旅行作家・グラフィックデザイナー。
慶應義塾大学卒業後、80年代初頭からアジア・アフリカを中心に世界各地を旅する。
個人旅行者のための雑誌、『旅行人』編集長を務め、多くの旅行作家を輩出、
バックパッカーの教祖と呼ばれた。
『ゴーゴー・アジア』や『ゴーゴー・アフリカ』(ともに凱旋社」)をはじめ、
『旅で眠りたい』(新潮社)、『あの日、僕は旅に出た』(幻冬舎文庫)、
『よく晴れた日イランへ』(旅行人)など著書多数。

「2018年 『テキトーだって旅に出られる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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