月は幽咽のデバイス (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 292
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062736985

感想・レビュー・書評

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  • 3作目にしてこれはおもしろかった!一見関係なさそうな話が最後につながったり、話のテーマが一貫していることが最後に解ったり。さくさく話が進むのでテンポが良かった!

  • なんじゃそりゃって感じだけど、このシリーズでは今のところ一番好き。

  • Vシリーズ3作目。
    3冊読んでみて、本作が1番突拍子もないように思えたが、1番森博嗣作品ぽさがあるように感じた。

  • これは現実か、夢か…
    物語なのだけど。

  • 信頼できない語り手
    嘘はついてはいないんだろうけど
    言わなくて良いところは
    多分言ってないし
    言っていることは
    ずっと言っている。
    何が本当で
    何が本当ではないのか
    物語があるからこそ
    物語になる
    何が起きたのかは書いてあるのだけど
    それ以外のいろんなことが
    いっぱい起きているんだろうね
    どこまでも

  • エピローグが最高。今回もKHAOSな主人公瀬在丸紅子が大活躍?このすっとぼけた我儘天才キャラが愛らしくまた憎らしい。mysteryとtrickがついでに思えるくらい保呂草潤平がカッコいい。今回の学びは…「見ようとすれば見れる」です。

  • Vシリーズ3作目。前2作と比べてトリック?がおもしろかった(のか、比較的理解できるやさしさだったからそう感じたのか…)。
    練無くんかっこいいね!

  • 220208*読了
    この巻でまだVシリーズの3作目なのか。
    すっかりキャラクターに愛着と親近感を持つようになってしまった。
    これも殺人の理由がまた…。これもまた、ミステリィなのです。

  • 1ヶ月前くらいに読み終わったけどあんまり内容覚えてないし、うーん…という感じだった気がする
    Vシリーズ自体が好みじゃないのかな?

  • トリック的には森ミステリーらしいものだった。狼男は謎。

    結局のところ、動機が複雑に絡み合っている(というか、もはや別の物語?)せいで、解決編がいつも以上にサラッとしすぎた感じになった。大きなミスリードがあるわけでもないけど、かといって解決編がサラッとしてると余計に低空飛行に見えてしまう。

    あと、お腹空いたからって食べてる彼らの行動はもはや人ではない気がしてならない(笑)

  • 「オオカミ男が出る」という奇妙な噂がある屋敷。その屋敷内にあるオーディオルームで発見された、衣服が引き裂かれた凄惨な死体。オーディオルームは内側から施錠された密室状態。不可解な事件の真相に瀬在丸紅子たちが迫ります。
    Vシリーズ第3作。

  • 登場人物の名前が独特
    人の名前を覚えるのが苦手な私には名前と人物像がリンクするのに時間がかかってしまった

  • 事件の真相より、保呂草さんのことが分かってきたことが面白かった

  • Vシリーズ第3弾。

    紅子、保呂草と阿漕荘の面々が遭遇する凄惨な事件。ミステリとしては、なんとなく曖昧なまま。私が読み取れていないだけかもしれないけど、消化不良というか、モヤモヤしたものが残った。

    保呂草は胡散臭いし、練無は良いとしても、紫子はガサツでやっぱり好きになれないけど、紅子の魅力と、林や七夏との駆け引きがなかなかの見どころ。

    それでもなんだかんだシリーズ制覇を目指して読み続けるんだろうな〜。

  • 一作目S&Mシリーズはマッドサイエンティスト風味だったが、二作目Vシリーズはなんだかいろんな要素が混ざってきた。
    10巻全部でひとつの世界を形成するのか。
    各キャラクターの個性はより際立ち、キャイキャイとっても楽しそう。仲良しで同じマンションに住むっていいな。だけど、なんだか油断がならないという。
    この妙な緊張感がクセになりますな。

  • 部屋が昇降する仕掛けなのはミステリーらしくて良いですね。さらには、地下に猛獣まで飼われているとはなかなかすごい屋敷です。

  • なるほどそうきましたか〜
    猛獣と仕掛けのある部屋。
    事故なのか未必の故意なのか…
    ストローで飲める限界は10mだということに驚きました!笑
    あとでちょっと調べてみよう。

  • これ、本当に何にも覚えてないな…。パラボラのとこくらいで。

    3冊目にして思い出したけど、私、保呂草さんあまり好きじゃなかった!そうだった、そうだった〜!この巻でしっかり再認識!どっちかっていうと嫌いだ〜!!

  • 再読。話の冒頭の部分やある程度までの流れは覚えていたが物語の詳細はすっかり忘れていた。読み終わってからそういえばこんな結末だったなぁと再認識。正直言うとそこまで突飛な話ではなく細部が凝っているだけの話だとは思うが、森先生独自の上手い書き方で出来上がった小説だと感じられた。Vシリーズのキャラに萌えれる方には堪らない話(しこちゃんと練無くんのかけ合いとか、紅子さんと七夏さんと林さんの三つ巴とか)が多め。

  • キャラはだんだん個性的になってきて、保呂草の見えない闇の部分は面白い。
    ただストーリーはイマイチ。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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