遠花火 見届け人秋月伊織事件帖 (講談社文庫 ふ 66-1 見届け人秋月伊織事件帖)
- 講談社 (2005年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751339
作品紹介・あらすじ
お江戸の噂にゃ裏がある。
「八歳の女子が赤子を生んだ」。「他人の墓石を勝手に磨いて回る何者かが出現」。江戸旅篭町の古本屋「だるま屋」には公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる。噂の出所や行く末を追って秋月伊織が“見届ける”抜き差しならない男女の通い合い、心に響く親子の情愛。人情あふれる書下ろし時代小説新シリーズ。
感想・レビュー・書評
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藤原緋沙子さんのシリーズものは安心して読めるので重宝しています。
本書は“見届け人秋月伊織シリーズ”の第一弾です。
公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる「だるま屋」にて、噂の真相を探って“見届ける”秋月伊織が主人公。
イケメンで剣も強く人柄も爽やかな伊織様が、“見届け“だけではなく、お困りごとや事件の解決にも奔走しています。
ご都合主義的な展開と感じる方もいるかもですが、私はこの安心感が心地よいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017.4.1.
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面白そうなシリーズです
噂話を書き留めるのを商売にするだるま屋
その裏を確認する見届け人の話です -
L 3 見届け人秋月伊織事件帖
内容(「BOOK」データベースより)
「八歳の女子が赤子を生んだ」「他人の墓石を勝手に磨いて回る何者かが出現」江戸旅篭町の古本屋「だるま屋」には公儀の裏事情から町の噂まで、さまざまな風聞が集まる。噂の出所や行く末を追って秋月伊織が“見届ける”抜き差しならない男女の通い合い、心に響く親子の情愛。人情あふれる書下ろし時代小説新シリーズ。 -
藤原緋沙子らしい連作短編。登場人物と設定を変えて、いつも通り。
シリーズを通した目的もなく、今のところはただ軽い事件と薄い人情話がつ続いているだけ。 -
シリーズ1作目