暖鳥<見届け人秋月伊織事件帖> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755979

作品紹介・あらすじ

許されざる敵討ちに人の情けが届くなら

秋月伊織は笛の音で女を誘い出そうとする男とそれを阻む老夫の修羅場を目撃した。例幣使に関わるという笛の男を父の敵として追っている足袋屋に会った伊織は、許されざる町人の敵討ちを見届けることになるのか? 凍えた心をやさしく溶かす人の情けの温もりに触れる、話題集中の文庫書下ろしシリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第三弾。

    第一話「父の一分」、第三話「暖鳥」は共に、善良な人が性根の腐ったクズに人生を狂わされ、お気の毒すぎて悶々としてしまいます。
    とはいえ、「だるま屋」の面々の手助けもあり、とりあえず救いのあるラストでホッと一息です。

  • 2017.4.3.

  • L 1 見届け人秋月伊織事件帖

    目付の弟で剣が立ち、長屋に住むとなったらアレでは?
    藤沢周平のよろず屋平四郎活人剣。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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