ST警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1385
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757331

感想・レビュー・書評

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  • 携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST―絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!「色シリーズ」、堂々のラスト。

  • 今野敏2シリーズ目(今野敏の作品をまとめて借りているのです)。読みやすくてテンポはいいけれど、あっさりした印象。
    STのメンバーのキャラは立っているけれど、ちょっと浮いちゃっているなーという気がします。黒崎がメインの話だと思うのですが、翠とか青山のほうが目立つ個性なので、その二人のほうがインパクトが強いです。個人的にはちょっと残念な感じ。
    個人的には東京ベイエリア分署のシリーズのほうが面白いと思います。


  • 2009/7/19 チェック済み

  • STシリーズの、第***作。で、色シリーズの5作目でトリ。(同僚ヨリ借用スルモノ、読了ス)わぁ〜、トップページに赤から黒まで5色並んで、きれーだなー・・・?。黒のヒトがトリでした。なんか、無口の度合いがかなり進んでる気がします。ここまでセリフ無くさなくても・・・。しゃべらない人物を主役にもってきて、ちゃんとストーリーを創ってしまう手腕に、敬意を表し★×4。んで、菊川刑事と緑のヒトが、なんかいい感じになるのかな〜と思ったのですが、なんもなかったのかな?

  • 2009/5/12 Amazonより届く
    2009/5/23〜5/24
    ST色シリーズの最終巻。
    ワンクリック詐欺に引っかかった貧乏役者の卵、茂太は仲間を誘って自分を引っ掛けた悪徳業者に復讐をたくらむ。その一味にひょんなことからSTメンバーの黒崎が加わる。歌舞伎町を牛耳る中国マフィアの名前を語って復讐に成功するが、名前を語った中国マフィアの周りでは不可思議な現象や不審火がおこっていた。茂太達が復讐に成功して喜んでいると不審火が五度発生し、今度は現場からライバルのマフィア3名の死体が発見される。

     いつもながら安心して読めるエンターテインメントである。ちょっとトリックに首をひねりたくなるところもあるが、もともとの設定が設定なのでそれもありか。しかし、黒崎はどんだけ無口やねん、とつっこみたくなる。黒いモスクワではもうちょっとしゃべっていたけどなぁ。

  • 黒川さんの話。意外な友達と事件に巻き込まれる、いや巻き込まれてるんじゃなくて自分から調査の上潜入しているというべきなのか面白かった。STはこれで終わりかな。さみしいな。

  • 色シリーズの最後の作品は、黒です。科学物質担当の武道の達人、沈黙の男・黒崎が活躍する話です。
    役者志望の男は、貧乏で家賃を払うのが精一杯だった。その彼が、携帯電話のワンクリック詐欺に引っかかった。しぶしぶ振込先に払ったのだが、騙した相手を騙そうと一大決心をする。仲間を集めてチャイニーズマフィアの名を名乗り騙そうと計画するのだが・・・。
    チャイニーズマフィアのボスは、歌舞伎町を舞台に覇権を巡り暗闘を繰り広げていた。そんな中歌舞伎町では、連続放火事件と思われる火事が数件多発してた。その火事の捜査に呼ばれたSTのメンバーだったが、出火の原因がすぐには、解らなかった。嗅覚が異常に発達した黒崎が油の匂いとか感じなかったのだ・・・。
    チャイニーズマフィアの抗争・連続放火事件・ワンクリック詐欺・歌舞伎町での怪事件・・・絡まる謎に寡黙の男黒崎が動く。

    作者今野敏は、「空手道今野塾」を主宰してます。武道の達人である黒崎には、作者が一番書きたい人物なんでしょうか?STのメンバーも随所で活躍?をして、サクサク物語りが進みます。ん〜このシリーズは、全体的に面白いですま〜読んでみてください

  • いつの間に文庫本になってたんだろう……。
    ということでひさびさに読んでみました。


    推理小説としてはそこまで好き!って感じじゃないんですけどね。
    でもなんていうか、設定は大好きです。
    推理小説としてより、キャラ小説として読むとどきどき。

  • STシリーズ8冊目。黒崎勇治メイン。

  • 2007.08.03 読

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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