攘夷 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 230
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758888

作品紹介・あらすじ

いざ、決闘の地へ!
児玉清氏の愛読!「心のウサは見事に晴れること間違いなし!」

浦上三番崩れの苛烈なきりしたん狩りを見せつけられた藤之助。玲奈たちに知らせる手だても失い、夜の長崎を彷徨う。攘夷を叫び始めた者たちには、藤之助や玲奈は目障りな存在なのだ。玲奈の祖父高島了悦(たかしまりょうえつ)が人質になったと聞いた藤之助は決闘の地、十郎原へ急行するが!?大人気シリーズ第6弾。〈文庫書下ろし〉

感想・レビュー・書評

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  • キリシタン排除にはしる幕府と、それに違和感を感じる藤之助と玲奈。

    時代の変わり目にいるということを実感する巻でした。

  • 油断をするともう一つの長崎ものとごっちゃになってしまうシリーズですね。(^^;
    キリシタン狩りが話の中心かと言えば、けしてそうでもなく、どちらかというとタイトル通り「攘夷」運動が中心のようです。攘夷運動のいびつさがよく描かれているというか。
    しかし結構飛び道具が活躍するシリーズですね。

  • 第6弾、佐伯作品の中では気にいっている、座光寺藤之助為清が活躍する剣戟小説です。長崎へ舞台を移したあと、先の展開が難しいのではと要らぬ心配をしています。去年は、まとめて佐伯泰英の時代小説を読みました。「蜜命」「居眠り磐音江戸双紙」「吉原裏同心」「夏目影二朗始末旅」「酔いどれ小藤次留書」「古着屋総兵衛影始末」「鎌倉河岸捕物帳」「秘剣」「長崎絵師通吏辰次郎」の各シリーズと「異風者」、すべて読みました。肩が凝らないのがなによりです。

  • 1月-8。3.0点。
    江戸から、大久保という隠れ切支丹狩りの大名が。
    それ以外にも、目的がありそう。玲奈の母親に危機が迫る。
    相変わらず強い。どんどん西洋かぶれに。

  • ワンパターンになってきたかな?
    と思いつつも読んでしまう。
    相変わらず面白いのぅ。

  • 玲奈嬢とのコンビは最強!!

  • そろそろお休みしようかな

  • 解説が児玉清さん。

  • 交代寄合伊那衆異聞の第6弾。長崎で攘夷を叫ぶ者。異国との差を縮めるべく、勉学に励む者。教科書で読んだ幕末の長崎の状況が目に浮かぶような描写。 #book

  • 交代寄合伊那衆異聞6(5はどうした?)
    新しき世界が見え始めた座光寺の前に、攘夷
    を叫ぶ者達が襲う・・・
    宗門御改の大久保純友が敵役に!

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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