「赤毛のアン」に学ぶ幸福になる方法 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762328

感想・レビュー・書評

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  • 赤毛のアン好きなので…
    茂木さんが好きだとは知らなかった。

    なんだか読み終わったさわさわする感じです。

    自分の中身と、今持ってるものと、葛藤と
    少しずつ見せられるような感覚になりました。


    読みやすいし、丁寧に分析されています。とても親切。

    自分の中を整理してまた読みたい。

  • 赤毛のアンが読みたくなる一冊(笑)
    セレンディピティ、偶有性など、普段から茂木先生が話されている内容が盛り沢山でとても素敵な考え方が提唱されてます。
    まずは等身大の自分を受け入れる所から…でもそれが意外に難しいんだよな^^;

  • 多少著者の自慢話が入っている。
    というか、自己顕示が強いよね、この人って。Twitterみてておもう。
    まあ別段嫌らしくはないのだが。
    赤毛のアンが大好きなので、とても楽しませていただいた。
    私も、英語で原作読めばよかったなあ。
    ん、今からでも遅くないか。読んでみまみよう

  • 運命を受け入れること、奇蹟、魂の旅、
    内なる基準、ビジョン

    すごく共感。

  • 茂木さんの本ははじめてだけど読みやすかった。

    赤毛のアン大好きな私としては書店で目にしてからずーっと気になってた本。
    なんか物足りない感じもしたけど
    奇蹟から幸せを感じる
    空白が幸福を呼ぶ
    という6章の内容は面白く読めた(^^)

    卒論の参考にしようと思ってたけどそれは難しいかもしれないなあ

    「赤毛のアン」再読と、原文に挑戦の夢が生まれました♪

  • 私の好きな人(アン・茂木先生)なので読まねばなるまい。

  • プリンシプルのない日本に、私も生きづらさを感じてます。著者のひたむきな姿勢には共感を覚えます。赤毛のアンは未読なので、読んでみようとおもいます。

  • 254 何か新しいことに出会ったとき、すぐに拒否反応を示すのではなく、とりあえず自分の胎内に取り入れてみる。育ててみる。
    その姿勢が、幸運に気づく能力「セレンディピティ」を鍛える、ひとつの重要な要素だと思います。

  • 赤毛のアンのファンだったとは!
    小学校5年の時に読んで強い印象を受け、まわりの男の子には隠していたそう。
    なぜそれほど魅力を感じるのかははっきりわからないまま、最近まで課題だったとか。
    高校では原書を読破、海外留学したくて懸賞に応募した時にも赤毛のアンのことを書いた。
    大学院の時にはプリンスエドワード島にも行ったそうです。
    西洋に負けた、というようなショックで強い憧れを抱いたとか。
    かって赤毛のアンが日本で紹介されたのは戦後の復興期、西洋を目指した時代でしたね。
    けっこう変わり者の老人などが多く出てくるのも、親しみを感じさせた原因でしょうか。
    海外ではむしろエミリーの方が人気があるそうで、その違いなども考察。
    エミリーの方がダークで文学的。モンゴメリの実人生の苦闘も反映しているのでしょう。
    一瞬にして過ぎ去る子供時代の輝き、ひたむきさがアンの魅力。
    ひねくれることなく、不真面目さがない。
    子供の頃は想像力豊かなのがアンバランスで暴走気味で、それが笑いを生むが自分のことのようで気恥ずかしくもある。
    若さ故のぎこちなさやみっともなさ。
    だがそれが成長し、幸せになるに連れて静かになり、何かを得ると共に失い、16歳にして就職運動や親の介護まで見通す。
    郷里で落ち着くあたりも、日本人には受け入れられやすかったのかも。
    マシューの話が出ると、泣けます。
    専門分野を生かして縦横に話が飛ぶ西洋談義も面白いですが〜
    想像の余地のある人生、変えるべき家がある、運命の相手に会う、大人になる、運命を受け入れる、幸せの花を見つけるという章立て。
    ポジティヴなところが幸福を呼ぶっていうことですね。
    文学は得てして不幸について書かれていて、太宰の作品は不幸になる方法が書かれているようなものというのには笑いました。
    赤毛のアンには幸せになる方法が書かれている!

  • 2009年8月29日読了
    小さい頃に世界名作劇場が好きだった。
    小公女セーラ、少女ポリアンナ、若草物語、足長おじさん・・・。
    おてんばエリザベス、すてきなケティ・・・。

    そんな中で、私が赤毛のアンを読んだのはかなり遅い時期。中学にあがってから。
    中学に入ってから、友達に「可愛いエミリー」のシリーズをすすめられ、アンシリーズも読破。

    この本はそんな私も抱いていた、なぜ赤毛のアンが好きなんだろうか(もっとも私はアンシリーズ
    だけではなく、他の海外作品も好きなので)・・・という長年の謎を解いてくれる。

    今を生きる、ひたむきに。運命を積極的に受け入れる、幸せはそうすれば掴める。
    そういうことだと共感した。
    茂木さんってこういう考えかたができる人なのかぁ、と親近感UP。

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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