- Amazon.co.jp ・本 (610ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763899
作品紹介・あらすじ
「多分…それで、おしまいですから」。世界を救うため"人類最悪の遊び人"狐面の男と対決する決意をした"戯言遣い"いーちゃん。復活した哀川潤とともに決戦の場に向かう。最悪対最弱、最終対最強の戦いの結末は。「戯言シリーズ」ここに完結。
感想・レビュー・書評
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戯言シリーズおわり。
クビシメロマンチストがいちばん好きだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
久々に読みたいなーと思って読み始めたけど、
やっぱりヒトクイマジカルからネコソギラジカルの4冊については、なにもはじまってないのに勝手に戦って勝手に終わった……という感想が否めない。
伏線を全部回収するわけでもなし。
キャラが魅力的なのと、
きちんとハッピーエンドにしてくれたとこはよかった。
強火零崎推しなので、このまま人間シリーズ読みます。 -
もはや分類不能な作品となった戯れ言シリーズも最終巻。大団円の幕引きと、これまで失ってきた人々を思うとつらい。
しかし、潤さんや、これまで協力してくれた全ての人と勝ち取ったフィナーレに満足する。西尾維新の真骨頂にして原点。ミステリから始まったはずのこのシリーズは見たことのないシリーズと相成った。 -
再読。戯言シリーズ最終巻。これにて大団円のハッピーエンド。失ったものも無くしたものも多いけれどそれでも「めでたしめでたし」で終わる物語。それにしてもこの時の潤さんは本当かっこいいよなぁ…。最強シリーズの潤さんも味があってそれはそれでいいんだけれど、やっぱりこの戯言シリーズの潤さんのかっこよさとは比べられない。昔読んだ時も「いーちゃん、頑張ったね」って気持ちになったけど今回も同じく「いーちゃん、頑張ったね」で終われる話だったと思う。
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2020/10/26
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戯言シリーズ最終巻。
ラノベを読み慣れてないせいか、それとも作者の個性なのか、イタタ、と思う箇所や、は???という箇所も多数あったけど、読み進めて、そしてわけはわかんなくても面白いと、しっかり思ったよ。
主人公のぼくが、なぜ戯言遣いと言われるのか、最後になってようやく輪郭がはっきりした感があり。
芯が通ったね、いーちゃん。
これだけ長く、これだけいーちゃんが頑張ってきた成長物語であるのに、私はしっかり潤さんに持ってかれちゃったなあ。
なんって、なんっっってかっこいいんだ、あの人は。
最強で最高で仕方がない。
多くは語らなくても、それでもその後のエピソードがとても嬉しかった。
さて、ほかのシリーズも読まねばな。 -
この後延々とシリーズが続くのが納得できる、伏線回収などないエンドロール
ぼくと友が幸せになったなら、もうなんでもいいんだけどね!!!!!! -
全シリーズ読了。
クビキリサイクル、クビシメロマンチストまではミステリー要素も強かったが、いつしかそんな要素は取り払われ、異形、人外バトルといーちゃん(主人公)の”セカイ”ばかりが描かれる展開に。
本作もミステリーを期待していたらハズレ。
伏線の張り方はやはりうまく、先が気になるため読み進めやすい。しかし、いーちゃんの独白、そのほかの人物とのやり取りにおける抽象的概念などは、何が何だかさっぱりで度々本を閉じたくなる(さらっと流し読みした)し、登場人物に対する感情移入を妨げてしまった。
萌え要素だけはピカイチ。 -
戯言シリーズ最終章
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ミステリとして始まったシリーズだけど最終章はミステリではない。分量のわりに驚くほどサクサク読み進められる、今までにない読書体験だった。ストーリーは若干破綻ぎみだし、とにかくキャラが多いのに不思議と混乱することがなく、各キャラに愛着がわいたのは作者の卓越したストーリーテリングによるものだと思う。強いて問題点を言えば玖渚の影が微妙に薄かったくらいか。
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戯言シリーズ6作目の下巻。
これがシリーズ最終巻。人間慣れるものだなと思わざるを得ない。特に文体とか。
結構楽しめました。このまま先のシリーズも読んでいくつもりです。 -
『戯言を一つ』
世界は優しい色をしている。簡単なことを複雑にしてから、もう一度整えるパズルのように。お疲れさまでした。 -
やっと戯言シリーズ最終話。上、中、下で各約600P・・読み疲れしました。物語シリーズの「終物語」もこんな感じかなぁ・・まだ手をつけたくない気がする。既出の登場人物に十三階段が絡み、設定、展開とも西尾式言葉で誤魔化す荒唐無稽。キャラのぶつけ合いだけど、確かに意識的だろうが多すぎてかぶる。伏線を何とか消化したみたいな書き方だが、幾つか疑問は残るなぁ、どうでもいいだろって事かな。適当に殺して、適当に残ってハッピーエンド?続編はいらない(笑)
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ぼく達は、幸せになった。衝撃のフィナーレぼくに断言する狐面の男、玖渚友との決別、想影真心の暴走、そして復活する哀川潤。複雑に絡み合った伏線が、ひとつに収斂し……戯言シリーズ最終章、ついに完結