真夏の島に咲く花は (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 680
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765701

感想・レビュー・書評

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  • はじめは異民族の恋愛に関するお話かと思ったけど、もっと深刻なお話だった。考えさせられた。

  • フィジーが舞台という事で、旅行気分になれるかなと思い、作者知らない方だったけれど、本屋で出合った本。

    文章は読みやすく。
    旅行気分にはあまりなれる描写は少なくて、フィジー人の事や文化、
    これは自分でも調べてみようと思ったり。

    感情的な部分であまり共感できず。
    作者はその辺書きたかったのだろうけれど。

  • フィジーに暮らす、現地人、日本人などをで話が進む。

    ちょっと小説の軸が分かりにくい。
    長いので途中で挫折。

  • すっと世界に入り込める

    人生でちょっと立ち止まった時に読むとところどころに出てくる言葉に

    納得し、すっきりする。

  • フィジーが舞台。独特の文化の中、そこに暮らすフィジー系、インド系、日系の男女が織りなす物語。お・お・お・おもしろかったぁ・・・・・。楽園などどこにもないのだ。場所ではない。国でもない。みんなの笑顔の中だけにある・・・・・気持ちの中だけにあるのだ。などと、文中からパクってみたりした。う〜む、深イイ・・・・・。

  • フィジー。個人的には旅行で行く候補として考えたことがあるのみの国。あ、あと格闘技。
    そんな国で起こる物語。
    インド系の国民の割合が多いとか、知らなかったことも多い。
    さすが旧イギリス領。(まぁ、そう考えれば当然っちゃ当然か。。。)

  • 予想してた内容と全然違った。
    軽いんだが割と好き。

  • すらすらと読めました。

  • この人の本にしては、グロくないなぁと。淡々と続いたお話が最後に急に盛り上がってパツンと終わる感じ

  • 高校が一緒だったフィジアンのチョネ、日系人のヨシ、インド系のサティーと、旅行代理店の現地オフィスで働くチョネのガールフレンドの茜の4人をとりまくお話ですが、ベースにフィジーという国の持つ民族的な背景がしっかり丁寧に書かれていてさすが垣根作品という感じでした。とても面白かったです。

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著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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