ファミリーポートレイト (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 114
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  • Amazon.co.jp ・本 (712ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770620

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には著者さんといえば「少女感」という言葉が浮かんできます。これはそれを極限まで書ききってやろう!こんにゃろう!という気合いの詰まった1冊だと思いますん。
    変質的な愛と幸福に包まれた母との逃避行・その後の余生、その中で傷ついて絶望して、堕ちながさまよい続けた、主人公コマコの生き様から目が離せなかったす。
    結構な分厚さだったけど、それを感じなかった。

  • 面白かった。
    最後あたりは泣けて泣けてしょうがなかった。

  • 長い。前半は面白かったけど、後半は話が違っちゃってるし。

  • 最後に希望が見えて、個人的には良かった。
    でも、作品的には前半だけで終わっていたほうが良かったのかも。

  • 世界観は良いけど暗い。長い。

  • 文芸部の女子高生(時間だけはいくらでもある)ががんばって書き上げたような、荒さ。稚拙さ。自意識。うかされたような熱量。

  • 岡崎京子さんの漫画を読んでるような気持ちになりました。
    内容は前半より後半の方が好みです。
    「文字に眠る」の話が好き。
    終わり方も好みでした。

  • 暗い、とても暗いけど、前半と後半の対比、救い、成長、長い旅をしたような気持ちになった。
    コマコが幸せでありますように。

  • びっくりするような伏線等はありませんでしたが、純粋に物語として楽しめました。世界観が好きでした。

  • 文章がきれい。話もいいんだけど、文章に魅せられました。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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