モダンタイムス(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770798

感想・レビュー・書評

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  • 立ち向かったけど、抗えない闇
    流石の伊坂ワールドでした。

  • 下巻まで読了。事前知識0で手を出してわたしは後悔したのですが、これは魔王の直後か、魔王をおさらいしてから読んだほうがいいやつです!!

    ゴールデンスランバーの疾走感と比べるとちょっぴり長かった。

  • 上巻と合わせて再読しようと思う。

  • 謎の安藤商会を目指して一人旅立つ渡辺拓海。
    そこには自分と遠縁に当たる人物がいるのではないか…
    次々と起こる恐ろしい出来事から、解放される日は来るのか。
    首謀者はだれなのか。裏には何が隠されているのか…
    システム化されるともちろん管理も付いてくる。
    誰が何処にいて何をしているのかなんて、当たり前のようにわかってしまう…
    そんな中での幸せとは…

    2023.11.3

  • 伊坂幸太郎先生の本を手に取るのが久しぶりだったので、ああ伊坂ワールドこんなかんじだったな、と思いながら読み進めていた。
    物語の終盤になるにつれて伏線が回収されていくのが気持ちよく、さすがと思った。ところどころで痛々しい場面や悲しい出来事がおきたり、全くのハッピーエンドではなかったことが個人的には残念に思ったが物語とはそんなものだろうと。
    それぞれがそれぞれの役割を全うしているだけ。そこに意思はなく。監視社会とは。メッセージ性が強い作品だった。
    伏線は回収されるものの残る謎はある。女性陣の正体が気になるけど今後どこかで地平線が繋がるのかな。次は「魔王」を読んでみようと思う。

  • 本当は(個人的には)読みにくかったので☆2にしたいのだけど、作中の井坂の言葉のように、小難しい本には評価をつけるのが難しい笑 

  • 伊坂さんは死んでほしくなかった。

  • 「魔王」に引き続き。こちらも惹き付けられる言葉、文章がたくさんあった。
    伊坂幸太郎さんのとぼけた(失礼)文体の中であっても強い思いが感じられた。

  • 迷ったが3で。メッセージが色々と詰め込まれて、うんうんと納得するものも多かったが、結局話として何だったのかがよく分からなくなってしまったのが残念だった。言いたいことは分かるが、ストーリーがおしゃかになってる。

  • 下巻。
    テンポが自分には遅く感じられ、少し読み辛かった。もっとサクサク進む方が好みではある。

    システムエンジニアの主人公が、ある言葉を検索すると不可解な事件に見舞われることに気付き、真相を暴くまで。
    何も考えずにただ「仕事だから」という理由で行動していると、知らぬうちに大きなシステムの歯車として悪事に加担していることがあるという話。どちらにせよ自分で考えて行動することが大事という教訓。

    作中の井坂氏(確か)が言っていた「人生は要約できない、要約される時に省かれることこそが人生だから」というような言葉が印象に残った。

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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