- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062771078
感想・レビュー・書評
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八代洲河岸の定火消同心、安藤重右衛門(後の歌川広重)が主人公。
彼の同僚である頭脳担当・信之介、筋肉担当?五郎太と共に、“付け火”に絡む悪事に挑んでいく話。
八代洲河岸定火消たちの結束の固さが、清々しくて良いです。そして、与力の小此木さんが美味しいところを全部持っていくのも“かっこいいからOK”って感じですww。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“東海道五十三次”で有名な歌川広重が若かりし頃、定火消しの同心だったとは知らなかった。そして、その火消しも、定火消し・大名火消し・町火消しと分かれていたのも知らなかった。そういった江戸の制度や風物も興味深かったですが、広重を取り巻く友や上役のキャラと関係性も良く、これ一冊で終わるのは惜しいです。
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良く分からないが第一弾か
若き日の安藤広重を含む定火消同心3人の物語
それぞれ個性のある3人ではあるが? -
歌川広重(安藤広重)は江戸・八代洲河岸の定火消しだったんですね。史実らしい。知らなかった。八代洲河岸は、徳川家康に重用されたオランダ人のヤン・ヨーステンの屋敷があったことに由来していて、今の東京駅の丸の内側にあったそうです。
この本は広重がその絵を描く才能(一度見たものは細部まで再現できる)を活かして活躍する話。読みやすいが、主人公である広重と二人の幼馴染の三人組がみんないい人みたいで少し物足らない。もう少し彼らの背景などが分かるともっと面白くなると思う。シリーズ化して欲しいですね。 -
若かりし日の歌川広重が活躍する歴史物。
最近読みやすい歴史物が多くて、だんだんハマってきた。