零崎軋識の人間ノック (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 720
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (514ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772068

作品紹介・あらすじ

「零崎一賊」――それは“殺し名”の第3位に列せられる殺人鬼の一族。2つの通り名を持ち、釘バット"愚神礼賛"ことシームレスバイアスの使い手、零崎軋識(きししき)。次から次へと現れる"殺し名"の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体!?『戯言シリーズ』本編の5年前を舞台に、軋識の"愚神礼賛"と"策師"が激突する!

2006年に講談社ノベルズより発売された人間シリーズ第2弾『零崎軋識の人間ノック』の文庫版です。

感想・レビュー・書評

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  • 備忘録なので読んだ事を思い出したら登録しなくちゃ!
    と言うことで人間シリーズも全部読んでいた。
    だいたい忘れちゃたけど⁈

  • 釘バットを振り回す軋識が登場。過去作の登場人物と3対3のバトル(甲賀忍法帖方式)が前半、そして後半はもう一つの顔の登場人物として、お馴染みの最強の赤毛と共闘する。

    勿論、詰まらなくはないのだが、あんな形で退場させてキャラクターを過去編とはいえ、捏ねくりまわすのは、延命型スピンオフのマンガ的であんまり好きではないなぁ。

  • シームレスバイアスとはめちゃくちゃ格好いい二つ名を持つ軋識が主役。釘バットが武器とかヤバない!?とにかく滅法強い零崎一族の兄弟が、これまたヤバい強敵と戦うもはやバトル小説になった戯れ言シリーズのもう一つの物語。ゴリゴリのキャラクター小説でもあってやっぱり楽しいなぁ。

  • ここからは未読!
    対零崎戦争、竹林での天下一武道会。

    戯言シリーズの登場人物がわんさか出てきて、とてもファンサービス。
    作者さんは子荻ちゃん推しだったのだろうか?
    戯言シリーズで言及されていた、対匂宮との共同戦線が3年後のことなのかな?あー楽しみ。
    ジグザグを会得しちゃう人識くん楽しみ。

    出夢と人識のコンビが可愛いけど、軋識さんはあまり強いと思えなくて微妙。

  • 2前半まで読んだ

  • 出てきた、出てきた、色々と。
    いなくなったあの子の本領が読めたのが嬉しいね。

  • 零崎軋識(ぜろざき・きししき)―殺人鬼。
    零崎人識(ぜろざき・ひとしき)―殺人鬼。
    零崎双識(ぜろざき・そうしき)―殺人鬼。
    零崎曲識(ぜろざき・まがしき)―殺人鬼。
    萩原子荻(はぎわら・しおぎ)―策士。
    西条玉藻(さいじょう・たまも)―狂戦士。
    市井遊馬(しせい・ゆま)―病蜘蛛。
    赤神イリア(あかがみ・いりあ)―令嬢。
    赤神オデット(あかがみ・おでっと)―令嬢。
    千賀あかり(ちが・あかり)―メイド。
    千賀ひかり(ちが・ひかり)―メイド。
    千賀てる子(ちが・てるこ)―メイド。
    匂宮出夢(におうのみや・いずむ)―殺し屋。
    闇口濡衣(やみぐち・ぬれぎぬ)―暗殺者。
    闇口憑依(やみぐち・ひょうい)―暗殺者。
    石凪萌太(いしなぎ・もえた)―死神。
    哀川潤(あいかわ・じゅん)―請負人。
    暴君(十四歳)―少女。

    1、狙撃手襲来
    2、竹取山決戦―前半戦―
    2、竹取山決戦―後半戦―
    3、請負人伝説

    愚劣であれ、愚劣であれ。
    崇めよ、称えよ、奉れ。
    決して許してはならぬ。
    血管が軋む音を聞け。
    人間の死を甘受せよ。
    双子の刃を鈍磨せよ。
    それもまた曲となる。
    蘇芳の荻は沖つ藻を巻く。
    駆ける馬は際まで駆ける。
    二柱の神は照らせば梅雨。
    闇に闇を重ね萌しを待て。
    暴れる君に全てを捧ぐ。
    潤いなくして、言葉はない。

  • 2016/08/04

  • 人間シリーズ2作目。
    出夢くん好きだったので元気な姿が見れて嬉しかったり。
    戯言シリーズではちょっと出たくらいのキャラも出たりするのでその辺りもいいですね。

  • 「零崎一賊」-それは「殺し名」の第3位に列せられる殺人鬼の一族。釘バット「愚神礼賛」ことシームレスバイアスの使い手・零崎軋識。次から次へと現れる「殺し名」の精鋭たち。そしてその死闘の行く末にあるものは一体!?

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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