猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772211

感想・レビュー・書評

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  • 猫に釣られて借りたら思った以上に面白かった。
    お話の構成が、あの時のあれがこうなるのかーと読み進めていくうちにバラバラだった歯車が噛み合っていくのが分かるのがすごい。
    あちこちで起こる出来事が読み進めていくと繋がり始めそして読みやすい。
    猫好きにも読んでほしい。お話の中でも可愛い。
    そして、やはり遠回しでも人生の教えを説いてくれるおばあさんは最強だ!!好き。
    続きがあるみたいなので楽しみ!!とりあえずあと2冊あるのは確認した(笑)

    ドラマ化もしてるのね。

  • 再読。荒唐無稽にも思うが、優しくて好き。
    2023/2/9

  • 猫の方言の話だと思って読み始めたら、弁護士の話だった。ちなみにてぃは、猫の弁当の話だと思ったらしい。

    結局すっきりあたたか〜って感じでした。展開はかなり読める…きっとこの人は…とか、ここで繋がるかなーとか。でも。その通りになっても嫌じゃないというか、すごく安心する感じ。

  • ドラマにしたら面白いだろうな、と思いながら読んだ。結婚相談所の場面は不自然な30連敗だったのと、弁護士として畳み掛けるところの敏腕さと経歴なども含めたアンバランスさが不思議な感じがした。

  • 読み始めは、?な感じでしたが、気づけば「あっ」という間に読み終えました。
    ハートフルなミステリーも楽しい。

  • 猫弁シリーズの1冊目。
    間違った方向に進んでいた登場人物達が最後には正しい方向に歩みだします。
    百瀬の誠実な仕事ぶり、人間性がみんなを幸せにしていく、最後はスッキリした気持ちになれるお話でした。
    次のシリーズを読みはじめよう。

  • 「あずかりやさん」の大山淳子さんのデビュー作。ドラマ原作大賞でドラマ化されたとのこと。
    猫弁というタイトルで、すでに猫好きの心をつかまれる。絶対猫がでてくるよね、とワクワク。
    そして今回は靴の話。外国のことわざ「良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる」じゃないけれど、靴がキーになって話が進む。
    後半に向けてドミノのようにバタバタと話がつながっていく。ハッピーエンド万歳。靴を買いたくなった。

  • 扱っているのは社会の闇的な、割とヘヴィーなものなのに、軽い。
    事件の方は良いが、結婚相談所の方のオチが納得いかない。

  • 色々な出来事が繋がっていって、面白かった。
    半分あたりから、一気読み。
    シリーズ全部読みたい。

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著者プロフィール

東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に『赤い靴』、『通夜女』などがあり、「猫弁」「あずかりやさん」など発行部数が数十万部を超える人気シリーズを持つ。

「2022年 『犬小屋アットホーム!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大山淳子の作品

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