- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062773768
感想・レビュー・書評
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12の短編からなる3:7の割合で官能小説。性行為の綿密な描写が必要だったのか疑問だ。恋人同士なら書かれているくらいのことはしているし、それを字で読まされることの感動はない。
石田衣良の才能は人物や状況設定の妙による部分が大きい。その点では、それが光る作品も数編あって救いだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思い切ったタイトルだなーと、少々レジに持っていくのが恥かしくなりながら購入。
描写はけっこう露骨だったけど、特に何かが印象に残るわけでもなかったかな。 -
辻仁成っぽい下品な表現が多くて個人的にはあまり好きではなかった。
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想像と全く違ってた…(;´д`)
イシダイラ作品なので何かと問題提起的な要素があるのかと思っていたらタイトル通り、基本は官能小説でした。
悔しいので全部読んでみたら、最後の短編(だったかな?)でちょっと感動。あぁ、諦めずに読み進めて良かったなぁと妙に納得!(笑)
石田衣良のsexの定義は
「好きな人と、たくさん」
だそうです。
あるべき姿なのかなーと思ったりするけれど、この短編のなかにはそうじゃないだろっ!ってつっこみたくなるものもいくつかありますね。
こんな風に性を冷静に語れるようになったのは歳を重ねたからかしら。
でも続編は読まないような気がします。 -
「好きな人とたくさん!」あとがき、好かった。読みやすい短編集。
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あるひとに薦められて、おなじ時代を生きる作家の小説を久しぶりに読む。ここにあるエピソードと同じぐらいのことを現実生活で経験しているので、最初は大げさな表現がはなについたが、文体に慣れると、シチュエーションが違ってもそれぞれに感情移入できるようになれた。
「文字に溺れて」は全話中特にこんもりとしていた(「図書館は水族館だ」という比喩から始まるところとか…)ので、妄想や思い入れがあるのでは。
自分の年齢その他と重なる「最後の滴」、一番哀しく感じたのが意外にも「蝶をつまむ」。死んだ人を扱う話は他の人の方が巧そう。 -
【いい本といいセックスをたのしんでください。どちらも大人の生活には欠かせない大切な時間です】
ふむ( ´・_・`)僕も含めて,「草食男子」なるものが増殖した今日。表紙があの石田衣良さんの【美丘】を思い出して怖かったけど(同フォトアルバム内参照),手に取ってみた。
なかなか,おもしろかったです…特にあとがきが( -ω-)
中にはイヤな話もあったけれど,どこか遠くないところにある現実なんだろう。
深いなぁ…。まぁ,僕自身のsex感を公共の場には晒せないけれど,男の子だって,結構コレにセンシティブなのよね。普段表に出ないコレの性格が,表の正確にダイレクトに影響すると思う( ´・_・`)
あまり好きでないテーマだったけど,読んでよかったかな,きっと…。
男女にオススメです!思春期でない,世の夫婦とカップルたちにオススメ! -
文庫本綺麗な装丁に思わず衝動買い。内容にも興味あり(だって帯には「好きな人とたくさん」って!)。
sexにまつわる短編集 常識にとらわれない様々な情景 もうなんでもOKなのね?!
なかでも「絹婚式」は、なんだかジーンとした。・・・実際あるんだろうか?こういうこと。 -
彼氏や旦那さん、好きな人と沢山!
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石田衣良がまさかの官能小説を。
これは…興奮しちゃうな。
ちなみに石田衣良は高校の先輩に当たります。