オメガ 警察庁諜報課 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062775694

感想・レビュー・書評

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  • 本当に警察庁には、諜報課があるかもしれない。
    そこには、榊冴子という名の捜査官がいるかもしれない。
    そう思って読むと、とてもおもしろかった。
    これは五つ星に相当するかも…

  • 文章はイマイチかな

  • 13/12/23 84読了

  • (所感)ハニートラップに続き同作家2冊目。文体には慣れ、知らない世界を空想するには良かったが、人間味というか深さが物足りなかった。
    (読始)-
    (読了 )131115

  • 思わず 警察庁諜報課が存在するのか検索してしまうほど・・。

    しかし毎回思うのだが、キャラクターに背景がない、話が淡白すぎる。
    感情移入がなかなかしづらい。どんでん返しなどが好みなのだが。

    もう少し奥行きがほしい・・惜しい・・。と言いながら毎回手にしている。

  • ○元警視庁警察官で、議員秘書、コンサルタント等で活躍する濱嘉之氏の著作。
    ○警察庁諜報課という架空の警察組織(インテリジェンス組織)の活躍を、複数の登場人物の活動をちりばめることにより構成。
    ○従来の著作に比べ、公安手法の中でも“イリーガル”活動に重きを置いている印象。また、従来は、刑事警察との比較として公安警察の活躍・重要性を描いているものが多かったが、今回は、刑事警察との対立という場面は少なく、主に、公安組織の対外活動を描いたもの。その意味で、過去の警視庁情報官シリーズ(黒田純一)や警視庁公安部・青山望シリーズ とは違った形での公安警察の描き方。
    ○内容が盛りだくさんである一方、複線の張り方などが安易すぎる印象。各場面展開はおもしろいが、それぞれの連携や活動がスムーズすぎて、少しマンネリという感じもある。
    ○今後のシリーズ展開に期待。

  • ちょっと詰め込みすぎ?
    という感じが否めない急展開でストーリーはすすんでく。
    でも、濱先生の作品はわりとストーリー展開がどれも速いので、その分さくさくと、停滞することなく読み進める。

    主人公の柳捜査官、同僚たちのキャラはこれから掘り下げていかれるんだろうし、オメガの組織がどれほど強大な力を持っているのかも次回作で解き明かされていくんだと思う。

    一作目は、柳捜査官の「まだまだ新米だけど」感がでていて、それはそれで面白かった。

    要するに濱先生の作品が私は好きだ。

  • 諜報もの。作者特有の美的感はひしひしと伝わってくるものの、単なるスパイものにしか感じられなかった。

  • 2013.7.5

  • 相変わらずのリアリティで堪能出来た。この人の話はどこからが虚構なのか判断出来ないくらいにホンモノっぽい。

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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