- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062777032
感想・レビュー・書評
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これから数馬がどのように成長して行くのか楽しみです。
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L 百万石の留守居役1
金沢加賀が舞台。
とはいえ、主役とは別のところの話も随時進行。さらにそっちは話がややこしい。登場人物も多いので巻頭の説明書きも納得。でもややこしい分しっかり読まなくてはならず辛い。そこまで掘り下げる必要あるのかなー的な。
ついでに、この作家の主役の妻女は大抵夫よりも身分が高かったり、気高かったりする。今シリーズもそのようで作家の趣味か、はたまたコンプレックスかと訝しんでしまう。 -
外様大名の視点から徳川幕府の秘密を交えて
駆け引き腹芸に満ちた物語
・・・ああ、上田ワールド -
2014.03.18. 読了
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外様第一の加賀藩。筆頭家老の本多政長は大名をしのぐ五万石を誇る。幕府の実権は、病弱な四代将軍家綱に代わり、大老酒井忠勝ら老中が握っていた。
権勢維持と 御家騒動誘発を狙い、酒井は外様の加賀藩主綱紀に次期将軍の白羽の矢を当てる。藩論は真っ二つ。混乱の中、江戸藩邸に向かうことになった藩士瀬能数 馬は、本多政長に見込まれ、五万石の姫君琴姫を娶ることに。
上田秀人は現在、同じ家綱と老中の綱引きをテーマに『お髷番承り候シリーズ』で展開中、こちらの方との兼ね合いはどうなるのか?楽しみ。