小説 ドラゴン桜 魂のエンジン篇 (講談社文庫 さ 86-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062784610

感想・レビュー・書評

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  • 漫画のタッチが苦手なら本で読むのもあり。
    結末に他所の違いがあるが、勇介と直美の東大受験をサポートし、龍山高校の経営を立て直す。

    模試判定の結果に関する講釈
    東大受験に成功する親は、子どもに合格してほしいか?
    根拠のある自信とない自信で心をいっぱいにして精神状態を保つ。不安を解消する
    センター後の1ヶ月が最も伸びる!
    勉強とは生きる、こと!

  • 第5章完結編。人間描写の掘り下げは、ノベライズ版の方が多くページ数を割き、深くなっている。また、結末も少し違いがある。しかし、本作は、マンガもノベライズも結末ではなく、その過程をどれほどビビッドかつリアルに描けたかに掛かっている。もちろん、ストーリーからみて多少のぶっ飛び感は否定できないが、目標に向かう真摯な努力、それを支えるコーチ(特進教師陣)、それを阻害する家族や他の人々、ライバルかつ同志でもある友との固い友情など、王道の成長物語が展開する。思わず一気読みしてしまったが、読後感は爽やかである。

  • 小説版の最終巻。単なる受験ノウハウに止まらず、何を行うにも必要なモチベーションを高め・維持するためのテクニック満載。

  • 小説 ドラゴン桜 最終巻。

    勇介は介護サービスのマッチングサービスを行うNPO法人を立ち上げる。
    直美は司法修習生として歩み始める。
    そして桜木は裁判官となる。

    東大合格がゴールではなく、それぞれの人生を歩み続けている。

    「テクニックなんざ、世の中のどこにでもごろごろ転がっている。
    理解した気になるくらい、誰にでもできるし、たいがいのやつはそこで終わってしまう。
    自分達の足で戸にかく一歩を踏み出した。その一歩にこそすべてがあったんだ」

  • 小説ドラゴン桜の最終巻である。感動のラストかと思いきや、最後があっけなく終わってしまったのは残念。やはり、ドラゴン桜は勉強手法や精神論を伝える教科書的な本だと感じた。

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著者プロフィール

1969年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、テレビドラマのノベライズを数多く執筆。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』(新潮社)で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

「2017年 『小説L DK 柊聖’S ROOM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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