871569

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062821247

感想・レビュー・書評

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  • ハングリー精神に満ち溢れた至言の数々。1番響いた言葉は「20代に理解者はいらない」なんかもの寂しいけど、腑に落ちる言葉。

  • 読み終わった後も、枕元に置いて、弱気な時に(・・・ほぼ常に弱気ですが)必ず開いて読んでます。

    言葉が研ぎ澄まされて、短いフレーズに凄く強いメッセージが込められています。

    根暗で弱気な20代にオススメの一冊です。

  • 「全部君のせいなんだ。」
    「全部君のせいなんだ。君の会社が良くないのも、世の中がつまらないのも、戦争がなくならないのも、全部君のせいなんだ。全部僕のせいなんだ。みんな誰かのせいにしすぎなんだ。自分以外の。」

  • 編集委員会→誰だろう?
    ページ構成は面白いが、フォントを変えるとより良い。
    ページの余白に想像あり。
    一種ナンセンス、一種パワフル。勇気付けられる。
    左側にしか解説がないのは変だ。

  • よみたいっ

  • くじけたときに、読む本。

  • 希代のクリエイター、箭内道彦氏の語録。「金髪でイマイチだったらカッコ悪い」妙に印象に残った一言である。この語録に書いてある事をただの凡人がその通りに実践すれば、実社会で生きていけないだろう。しかし、彼の様々な名言から気づかされるのは、物事に対する見方の視点は無限であることである。『常識』に捕われすぎて、平凡に収まってしまうことは彼にとって最も卑下することであり、そこから遠いところに常にいたいということであろう。だからこその「金髪で〜」の一言だろう。<br /><br />気に入ったフレーズその他は<br />転職してきた新人に対して「給料三分の一でいいよな」<br />「不純な動機という最高の純粋」<br />PVの企画で「よそじゃ絶対通らないもの以外禁止!」<br />「両岸を旅せよ」

  • 箭内道彦はかっこいい!

    みうらじゅん然り、
    赤瀬川原平然り、
    この箭内道彦然り、

    「適当なオッサンのかっこよさ」の魅力に僕は弱いです。
    (そんな文脈で、猪子寿之の将来に期待しています。彼はまだかなり若いけれど。)

    きっとそれは、彼らが老いてなお少年らしく、生き様に歳をとるジレンマが滲みでているからかと思っています。僕もそんな人たちを見習いながらうまいこと歳をとっていきたいもんだと、ハタチを迎えて1か月、つくづく感じている日々です。

    この本は、
    箭内の159の格言を集めて羅列したっていう単調で単純な本なんですが、
    やはりそこは時代を牽引するスタークリエイター、
    なかなかどうして、どの格言もかなりイケてる。

    特に僕が好きなのは、この名言。
    ----------------------------------
    「夢を持とうってよく言われるけど、
    夢を持たなきゃいけないって
    すごい制約ですよね。
    夢ファシズム。」
    ----------------------------------

    ジーザス!「夢ファシズム」!

    そうさ、すべての強要はファシズムなのさ!
    期待なんて傲慢で、結局は「自分で自分をどう思うか」なのさ!
    一元化社会バカヤロー!「とまどえる群れ」バカヤロー!バk・・・。

    (↑ここだけ『ソラニン』の種田くんの卒業ライブ風に読んでほしい。)


    その他158の格言もそこそこいい。
    で、僕はこの本をテーマにした彼のトークライブを生で観覧してきて、
    北澤"momo"寿志と伊藤弘が選んだワースト3/ベスト3の格言を
    メモとってきたので、
    そんなあたり気になる人は、この本はぜひ僕から借りて下さい。

    格言の合間にロングインタビューを載せるとか、
    箭内道彦の1日ウォッチング的な企画を組み込むとか、
    そういった遊び要素で本のテンションに変化がつけられていれば、
    ★をもう1つ増やせたかと思います。単調すぎた点で、マイナス1★。

    【記:清水】
    【本の在処:自宅】

  • カッコいい。”人生は仇討ち”

  • 語録集だけあって1冊1時間もあれば読み終わると思います。

    箭内さんのことは金髪のクリエーターで、
    イメージは佐藤可士和さんと近い?
    というざっくりとした人物像しか持たず読み始めましたが、
    思っていたよりもずっと人間的な印象を受けました。
    可士和さんは整理→合理性→高い付加価値と生産性!みたいな
    現代効率主義の申し子的なイメージがあるんですが、
    箭内さんはシャープな顔に似合わず、
    わりと昔堅気な(?)アツい方のような印象を受けました。

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著者プロフィール

(やない・みちひこ)
クリエイティブディレクター。
1964年生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
博報堂を経て、2003年「風とロック」を設立。
数々の話題の広告キャンペーンを手がける。
主な仕事に、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、FUJIFILM「PHOTO IS」、資生堂「uno」お笑い芸人52人CM、東京メトロ「TOKYO HEART」など。
現在、業種やジャンルを超えて活躍中。
若者の熱狂的な支持を集めるフリーペーパー「月刊 風とロック」発行人。
NHK「トップランナー」MC、TOKYO FM ラジオ「風とロック」パーソナリティでもある。
著書に、『風とロック 箭内道彦と21世紀広告』(晶文社刊)、『風とCM』(誠文堂新光社刊)、『クリエイティブ合気道』(アスキー刊)、『サラリーマン合気道』(幻冬舎刊)、『871569』(講談社刊)などがある。

「2012年 『8715692』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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