- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062821247
感想・レビュー・書評
-
ハングリー精神に満ち溢れた至言の数々。1番響いた言葉は「20代に理解者はいらない」なんかもの寂しいけど、腑に落ちる言葉。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わった後も、枕元に置いて、弱気な時に(・・・ほぼ常に弱気ですが)必ず開いて読んでます。
言葉が研ぎ澄まされて、短いフレーズに凄く強いメッセージが込められています。
根暗で弱気な20代にオススメの一冊です。 -
「全部君のせいなんだ。」
「全部君のせいなんだ。君の会社が良くないのも、世の中がつまらないのも、戦争がなくならないのも、全部君のせいなんだ。全部僕のせいなんだ。みんな誰かのせいにしすぎなんだ。自分以外の。」 -
よみたいっ
-
くじけたときに、読む本。
-
箭内道彦はかっこいい!
みうらじゅん然り、
赤瀬川原平然り、
この箭内道彦然り、
「適当なオッサンのかっこよさ」の魅力に僕は弱いです。
(そんな文脈で、猪子寿之の将来に期待しています。彼はまだかなり若いけれど。)
きっとそれは、彼らが老いてなお少年らしく、生き様に歳をとるジレンマが滲みでているからかと思っています。僕もそんな人たちを見習いながらうまいこと歳をとっていきたいもんだと、ハタチを迎えて1か月、つくづく感じている日々です。
この本は、
箭内の159の格言を集めて羅列したっていう単調で単純な本なんですが、
やはりそこは時代を牽引するスタークリエイター、
なかなかどうして、どの格言もかなりイケてる。
特に僕が好きなのは、この名言。
----------------------------------
「夢を持とうってよく言われるけど、
夢を持たなきゃいけないって
すごい制約ですよね。
夢ファシズム。」
----------------------------------
ジーザス!「夢ファシズム」!
そうさ、すべての強要はファシズムなのさ!
期待なんて傲慢で、結局は「自分で自分をどう思うか」なのさ!
一元化社会バカヤロー!「とまどえる群れ」バカヤロー!バk・・・。
(↑ここだけ『ソラニン』の種田くんの卒業ライブ風に読んでほしい。)
その他158の格言もそこそこいい。
で、僕はこの本をテーマにした彼のトークライブを生で観覧してきて、
北澤"momo"寿志と伊藤弘が選んだワースト3/ベスト3の格言を
メモとってきたので、
そんなあたり気になる人は、この本はぜひ僕から借りて下さい。
格言の合間にロングインタビューを載せるとか、
箭内道彦の1日ウォッチング的な企画を組み込むとか、
そういった遊び要素で本のテンションに変化がつけられていれば、
★をもう1つ増やせたかと思います。単調すぎた点で、マイナス1★。
【記:清水】
【本の在処:自宅】 -
カッコいい。”人生は仇討ち”
-
語録集だけあって1冊1時間もあれば読み終わると思います。
箭内さんのことは金髪のクリエーターで、
イメージは佐藤可士和さんと近い?
というざっくりとした人物像しか持たず読み始めましたが、
思っていたよりもずっと人間的な印象を受けました。
可士和さんは整理→合理性→高い付加価値と生産性!みたいな
現代効率主義の申し子的なイメージがあるんですが、
箭内さんはシャープな顔に似合わず、
わりと昔堅気な(?)アツい方のような印象を受けました。