- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062826082
感想・レビュー・書評
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読了当時(2008/12/26)の感想: 北斎漫画、気になりつつもちゃんと見たことなかったんだけど、ちゃんと見てみたいなぁ、と思った。
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ピカソの見方が変わった。内容は薄い場合が多いシリーズだが、当たりと思える一文があった。
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日本美術が共有するもの…好奇心に訴える奇抜、斬新…視覚を楽しませる…エンタテイメント…ひとことでいえば『おもしろさ』を追求する心。 と説く日本美術研究家 辻さんとの対談。
ピカソの"泣く女"は実際には有得ない顔だけど、くしゃくしゃに泣くって言葉があるように、泣いてる女の写真よりピカソの絵の方が本当なんだって思える。するとピカソってのは常識に囚われず自由に表現したんだ、表現って自由でいいんだって思えるようになった。
アート、型破りっていうか、みんなが楽しめればいいじゃんってところから面白いものや一流が生まれてくる。
という言葉が印象に残りました。 -
日本美術界巨匠の辻 惟雄氏と爆笑問題の対談。
挿絵にカラー絵もあり、非常に面白かった。
最近相国寺にて伊藤若冲展を見てきたばかりの身にはほっとな話題であった。 -
美術史の大家との対談。
日本にも、昔から「奇想」の画家、作品がたくさんある。いろんな絵を見て好き勝手に感想を言い合う回だと思うが、人それぞれに感性や受け取り方が違うのだから、それはそれでいいと思うしそうあるべきだと思う。 -
「日本人の気質の中に、『ただの真面目を嫌う』というのが潜んでいる。」
そうだとしたら、
真面目を踏まえたうえでちょろっとふざけるのは、
ただの「足りてないおふざけ」とは違い、
そうであれば、
もっと日本人という人種を好きになることができるでしょうか。 -
読んでいるときの楽しみはあるものの、
いざまとめるとなると、特に学んだことがないともいえてしまう。
太田光が合わせてもらっている感がどうしても否めない。 -
・太田「ピカソがそこ(注:キュビズムの段階)で終わっちゃったのが残念だなと思う。そこまで行って、もう一回戻ってこれなかったのかなって。(中略)そこからもういっぺん、みんなにもわかるところに戻ってこれないのか。戻ってきてスゴいことができないか、という気持ちがあるんですよ。」(p80-81)
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[ 内容 ]
屏風絵と浮世絵とマンガの底流をなす日本人の美意識を探る。
[ 目次 ]
プロローグ サントリー美術館へ
第1章 狂える山水
第2章 江戸のアヴァンギャルド
第3章 ピカソは何がすごいの?
第4章 自然と遊ぶ日本人
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