- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062830928
作品紹介・あらすじ
毎日、退屈でしかたがなかったカラスたちの前に、とつぜんあらわれた、見たこともない「いろとりどり」。
カアカア鳴くことしかできないと思っていたカラスたちに、「いろとりどり」は、歌い、踊り、笑うことのすばらしさを教えてくれます。
クルカア歌って、クルカア踊って、みごと、陽気さを手に入れたカラスたちが、カラスであることに肯定感を抱くようになるまでの物語です。
感想・レビュー・書評
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6歳7か月の娘へ
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いろとりどりのはねをそんなにわたして、いろとりどりのいろいろなきれいなはねがなくなるかと思ったけど、なくなんなくてびっくりして、さいごのページでいろとりどりとわかれたとき、そのはねがちょっとだけへっていてびっくりした。
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退屈するカラスたちの前に現れ、楽しさと幸せを教えてくれる不思議な「いろとりどり」。ページをめくるたびにいろとりどりの羽根が光って素敵だ。ただ、「幸せに理由は要らない」「人生は自分の見方一つ」というメッセージには共感できるし、真っ黒な姿をして日々になんの意味も見出せないカラスと七色の羽根を持ついろとりどりの対比ということもわかるが、どことなくもやもやしたものを感じてしまった。
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「にじいろさかな」シリーズは、あまりにも有名なマーカス・フィスター。真っ黒な鴉が、色とりどりという設定がすばらしい。「ちいさなつきがらす」もおすすめ。
何か、共感する力がほしい人へ。