ひぐらしのなく頃に 第三話~祟殺し編~(上) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 330
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836531

作品紹介・あらすじ

北条沙都子、変幻自在!
雛見沢の幼き“トラップマスター”を襲うシリーズ最大の悲劇!!

昭和58年。平和な雛見沢村で、毎日の“部活(ゲーム)”に興じる前原圭一と仲間たち。だが、何も知らず無邪気に楽しんでいたのは、彼ひとりだけだった。“トラップマスター”北条沙都子の日常に暗い影を落とす存在――両親の死、兄・悟史の失踪、名前だけの“保護者”、そして……。彼女の未来を悲劇にしないために、圭一は抗う!!

かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語(ストーリーテリング)の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』の最終形態は、今ここに「小説」として結晶する――。

これぞ小説。『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとタイムリーな時に読んでしまい、児童虐待について無力感がひしひしと沸き上がりました。すごく理不尽で腹立たしくてどうにかしたいのにどうにも出来ない状態というのは大声出したいくらい苛つくんだけれどそれは結局どこへもいかない気持ちなのだろうか。でも沙都子は愛情を知っていて心配してくれる仲間がいてそれだけで少しでも救われているのではないかなと思います。それが彼女の強さかなと。三話になって登場人物も出揃った感じでそれぞれのキャラも見えてきたところで、これらを混ぜて溶かして固めるとなにが出来上がるのか楽しみ

  • 20150813

  • ようやく「ひぐらしのなく頃に」の仕組みが分かってきた。
    ゲームで言えば今回は沙都子ルートっていったところ。

    祭り被害者だった主人公が加害者になりそうな感。

  •  上巻ですでに号泣。
     だめだって、沙都子の話はほんとダメだって。

  • 今回は前2作では意外と目立たないキャラだった少女
    「北条沙都子」がメインのストーリー。その兄である
    「悟史」の存在と失踪がよりクローズアップされており、
    その因果関係と「沙都子」の置かれる苦しい環境が核になってます。

    主人公の「圭一」を仮想の兄として慕うような
    なんとも睦まじい関係から、圭一の暴走が顕著で
    常軌を逸したシナリオになってます。
    かなり不自然なんですけど...w。伏線ですかね?

    やはり前半パートの仲良しぶりの描写は
    3作目ともなると少々飽きてきました。
    新たな登場人物も少し出てきて、
    多少の動きも感じつつ、
    まだ、秘祭「綿流し」も迎えていないので
    事件も動きだしていない....そんな上巻。

  • 沙都子のかわいさがとめどない件。

    でもまぁそこはひぐらしですから、ここから一気に突き落とされます。直滑降、命綱なんてありません。

  • 話が重くて面白いとは言えないな・・・

  • 平穏が不穏に変わる落差がかなり激しくて、心理的には一番「痛い」このパート。現実としても最大につらい物語。でも読み応えがありますよ。後半の展開、知ってるけど楽しみ。

  • ひぐらしの中でも、私はすごくこのお話が好きです。
    主に、沙都が書かれているのですが、圭一くんはこの祟殺しの中で初?
    料理をすることになります。でも、そんな簡単にできるわけがなく、そこに梨花ちゃんと沙都子が来て手伝ってくれるんですよねー♥
    食事のときに、圭一君は沙都子の兄、悟史のことについて聞かされるんです。

    このお話は悲しいです。でも、ひぐらしの中でも考えないといけない内容だと思いました。

  • 評価以前

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